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VF-0

ぶいえふぜろ

VF-0はマクロスシリーズのOVA「マクロスゼロ」に登場する可変戦闘機で、愛称は「フェニックス」。 尚、本編では単に「ゼロ」や「ブイエフゼロ」と呼ばれている。 デザインモチーフはVF-1バルキリーと同じく「[[F-14]]」。

超時空要塞マクロス」の1年前が舞台の「マクロスゼロ」に登場する可変戦闘機で、VF-1から番号をさかのぼって「VF-0」とつけられた。

メカニックデザイナーであり、VF-1等のデザインも担当した河森正治さんは、「変形機構はVF-1で一度行っているため、基本的には楽だった。」と語っている。

【機体】

VF-0はVF-1の試作モデルの一つであり、本来は試験用の機体だったが、反統合同盟軍が可変戦闘機SV-51を実戦投入してきたため、統合軍は実戦用に改造をしたVF-0を配備した。あらゆる面で実戦を想定していたSV-51とはちがい、VF-0は試作機を改造したため、実用性、操縦性などはSV-51に劣る。アビオニクスがまだ未完成であったため、操縦性はいいとは言い切れず、実戦でこの機体の性能を引き出せたのはVF-X1のテストパイロットを務めたロイ・フォッカー少佐のみとされている。

試作機をごっそり空母アスカに運んだだけにとどまらず、統合軍は中島雷造技術士らを整備にあたらせた。本編でも雷造自身が、訓練でエンジンに負担をかけたシンとエドガーに「俺のかわいいエンジンをお釈迦にする気か!見ろ!貴様のおかげで整備班は毎晩徹夜だ!貴様の操縦には愛が足りないんだよ!愛が!」と説教している一方、ロイ・フォッカーがシンに話しかけるときは「久々に性能を引き出す奴が表れたって喜んでたぞ。」と言っていたらしい。

エンジンは主機にEGF-127改ターボファンエンジンを2基と、副機にロケットエンジン装備する。

SWAGエネルギー変換装甲やアクティブ・ステルスといった最新のオーバーテクノロジーすら持ち合わせている。余談だが、ファイターモードでSWAGエネルギー変換装甲を短時間稼働する「マイティ・ウイングモード」や、水面下での数分程度の活動を可能にする「サイレントモード」など、もともと試作機でありながら、既に新型機と在来機の過渡的な存在となっている。

本編で、鳥の人を止めるべく、ロイ・フォッカーのVF-0Sや、工藤シンのVF-0Aが、背中にブースターとしてゴーストを搭載するほか、いたるところにミサイルポッドを装備している。尚、シンはVF-0Aに乗る前に、エドガーと共に複座のVF-0Dに登場している。

尚、マクロスFでもVF-0Aが映画「BIRD HUMAN ~鳥の人~」に登場するが、外見が似ているVF-25

を、CG加工してVF-0に見せている。

バリエーション

VF-0A 一般機。

VF-0S 指揮官機。

VF-0B A型の複座タイプ。

VF-0D A型、S型のさらなる改良を施したタイプで、それまでの可変翼を撤廃し、

    通常のグリップドデルタ翼とカナード翼を採用した複座型。

VF-0C D型の単座タイプ。

VF-0改ジーク マクロス・ザ・ライドに登場したカスタム機で、VF-25のエンジンやISC等、

        最新技術を惜しみなく投入した機体。

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VF-0の編集履歴2011/10/15 01:40:12 版