概要
温泉わくわく大決戦の同時上映作品として公開されたクレしん映画のショートアニメ映画。
ちなみに、クレしん映画において同時上映作品はこの作品のみであることに加え、内容自体もかなりシュールで、子供よりも大人が笑うネタに割り振っている。
勿論、子供も笑えるようにネタ自体は工夫されているが、それでも相当に
内容
一本のアニメ作品ではなく、幾つかの短いギャグネタを組み合わせたオムニバス形式の短編映画であり、そのギャグのネタもパロディを中心に、子供向けではないシュールかつコアなネタを組み合わせている。
野原刑事の事件簿
下着ドロボーの容疑で捕まった組長園長をしんのすけが取り調べるエピソード。
ひまわり ぁ GOGO!
動き回るひまわりの視点で、ひまわりが蝶を追いかけるエピソード。
ふしぎの国のネネちゃん
ウサギのぬいぐるみを追いかけたネネちゃんは不思議の国に来てしまうエピソード。
しんちゃん、マサオくん、風間君、ボーちゃんが麻雀をするシーンが差し挟まれている。
ヒーロー大集合
町に現れた巨大なス・ノーマン・パーをヒーロー達が退治しようとするエピソード。
私のささやかな喜び -A motion for a long time.-
みさえの便秘解消の喜びをミュージカルで表現したエピソード。
この映画の中で一番の長尺であり、当時のクレしんキャラクターが多数登場し、メインとなるエピソードと言って過言ではない。
ぶりぶりざえもんの冒険 銀河篇
我らの救いのヒーロー、ぶりぶりざえもんが登場する。それだけ。
余談
ふしぎの国のネネちゃんでは、ネネちゃん以外のかすかべ防衛隊の四人が麻雀をして、マサオ君が他の三人にカモにされて身ぐるみはがされるシーンが差し挟まれているが、その際にボーちゃんは大三元、しんちゃんは四暗刻単騎、風間君は国士無双を上がっている上に、マサオ君は中牌を自信満々に放銃している。わかる人はわかるが、色々とあり得なさすぎる上に、マサオ君はよく身ぐるみはがされるだけで済んだな。と言えるほどの大敗である。