Gangplank

がんぐぷらんく

GangplankとはRiot社のオンラインゲームLeague of Legendsに登場するキャラクターである。

概要

右手に銃を、義手の左手にカトラスを持った厳めしい壮年の男。本来なら威厳を感じさせるだろう船長帽やコート、豊かな髭はボロボロに荒れている。

所属地域は海賊と無法者の集う町Bilgewater。略称はGP、ガンプラ。

日本語版の担当声優は杉野田ぬき。

かつてはBilgewaterを暴力と恐怖で統制し、「略奪の王」の二つ名で七つの海に恐れられていた大海賊。しかしながらMiss Fortuneの策略により船ごと大爆発させられ失脚、Bilgewaterの支配を失う。左手が義手なのはこの時の怪我によるもの。

冷酷で残忍な性格で、他人を傷つける事に躊躇がない。狂暴ではあるが無謀ではなく、目的に必要な手段を冷静・冷徹に選択出来る。有能であると思えば敵対する相手であっても、部下に招き入れようとする事もある。

自身の支配が恐怖によるものであることを理解しており、その恐怖が揺るがないよう力を誇示する振る舞い（楯突くものを公開処刑する、自身にかけられた懸賞金ビラをBilgewater内に貼りださせる等）を続けていた。部下に対しては何よりも忠義心を求めており、反したものには手ずから拷問を行っていた。

一定時間ごとに、通常攻撃に確定ダメージと移動速度増加効果が付与される。E：火薬樽/Powder Kegを爆発させると、CDが解消されると共に移動速度増加効果が直ちに適用される。

Qにこそ乗らないものの、確定ダメージはベース・レシオ共に高く移動速度増加は連続発動も可能で強力なパッシブ。

銃で敵を攻撃する。これで止めを刺すと追加のGoldとUltの強化に使えるシルバーサーペントを獲得できる。

スキルでありながらクリティカル可能・On-Hit Effect有効で、育つと驚きの威力を発揮する事も。しかしOn-Hit Effect有効であるがゆえに通常攻撃への対策がそのまま効いてしまう。

オレンジを食べて傷（HP）と病（全てのCC）を癒す。

CC扱いならどんなものも解除できるので、Mordekiserに冥界に連れ去られてもすぐに帰ってこれるなど驚異のオレンジとして時々ネタにされる。

火薬の詰まった樽を設置する。攻撃して壊すと爆発して、高威力のダメージと移動速度低下を与え、樽同士で連鎖させることもできる。

敵に壊されると爆発せずに消えてしまうため、設置する場所やタイミングが重要。

指定地点に連続砲撃を行わせ、持続的にダメージと移動速度低下を与える。射程無限のいわゆるグローバルUlt。

攻撃系のグローバルUltながらほぼ即時に攻撃開始しCC付きという破格の性能。MinionやMonsterにも命中するのでCS確保、サイドプッシュ、Dragon/Baronスティールと汎用性も高い。単発のダメージが低めで、見てから対応されやすいのが弱点。

Qで入手できるシルバーサーペントを消費する事で3種類の強化を施せる。

死の女神/Death's Daughter：最初の砲撃に強力な1発が追加される。Gangplankの船に搭載されていた大砲らしい。

乱れ打ち/Fire at Will：砲撃の合間に追加の砲撃が行われる。

士気向上/Raise Morale：範囲内の味方Championに移動速度増加を与える。

Bilgewaterにまつわるストーリー更新を含むイベントに伴いリメイクされ、従来の陽気な海賊野郎から威厳を湛えた船長になった。……のだがその数日後に突如として「Gangplank is dead and has been disabled in all queues.（Gangplankは死亡したため全てのモードで使用できなくなりました。）」とアナウンスされ、本当に使用できなくなる。Riotがアナウンス文でお茶目な表現を使う事は時々あるもの、何の案内も補足説明もないという異例の事態にサモナーは困惑。しかしその次のPatchでストーリーの更新と共に、更なるビジュアルアップデートが施され現在の姿で復活。つまり、ストーリーに沿った演出をシステム面でも行ったという訳である。アップデート一度目の姿は船長スキン、二度目の姿はクラシックスキンとして扱われている。
Qで手に入るシルバーサーペントとは恐らくBilgewater内で流通している硬貨。ストーリーではゴールドクラーケンというものも登場している。