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その街からは、死んでも逃げられない。


概要編集

コナミのゲーム『サイレントヒルシリーズ』の実写映画。2006年公開。

カナダ、フランス、アメリカ、日本の合作。監督はクリストフ・ガンズ。

原題は「Silent Hill」。


ストーリーはシリーズ第一作『サイレントヒル』に近く、同じ名前のキャラクターも何人か登場するが、改変されている部分も多い。


2012年に続編の『サイレントヒル:リベレーション3D』が公開された。


あらすじ編集

ローズクリスの夫妻は、娘シャロンの夢遊病に悩まされていた。

ローズは、夢遊病中の娘が言う「サイレントヒル」という場所に解決の術があるのではと考え、クリスを置いてシャロンと2人で向かう。

しかし、事故でローズはシャロンとはぐれ、灰が降り積もり闇と怪物が跋扈する「サイレントヒル」に迷いこんでしまう。


登場キャラクター編集

()内は演者。


本作の主人公。シャロンを連れてサイレントヒルへ向かう。


ローズの夫。シャロンの夢遊病については通院での治療を考えている。

サイレントヒルに向かった妻と娘を追う。


ローズとクリスの娘。8歳

夢遊病を患っており、その間に「サイレントヒルに帰る」と発言したり不気味な絵を描いたりするが、起きた後は覚えていない。


サイレントヒルの隣町であるブラームスの警官。正義感溢れる女性。

サイレントヒルに向かうローズを不審に思い、彼女を追って自身も町に入る。

原作にも登場するキャラクターの一人。


シビルの上司。サイレントヒルの出身。町を訪れたクリスに応対する。


シャロンに瓜二つの少女。サイレントヒルにてローズを導くかのように、行く先々に現れる。


サイレントヒルを徘徊する女性。娘のアレッサを探している。

原作にも登場するキャラクターだが、立ち位置は大きく異なる。


サイレントヒルの宗教団体のリーダー。


宗教団体の信者。



町「サイレントヒル」編集

ウエストバージニア州トルーカ郡に位置する。

30年前の火災により多くの死者が出て、現在はゴーストタウンとなっている。今も地下で石炭が燃え続けており、マスクなしでは出歩くことができない。


ローズが立ち入ったサイレントヒルは灰がまるで雪のように降り積もっており、加えて深い霧におおわれているため視界がかなり悪い。

サイレンと共に闇が広がり、おぞましい『裏世界』へと遷移する。


クリーチャー編集


  • レッドピラミッド

頭に角錐兜を被った大男。武器は巨大な剣。

原作ゲームでは『サイレントヒル2』から登場する。⇒三角頭


  • クリーパー

人面ゴキブリのようなクリーチャー。レッドピラミッドと共に無数に現れる。

原作ゲームでも初代から登場する。⇒クリーパー(サイレントヒル)


  • ダークナース

光に反応して襲いかかってくるナース。

原作ゲーム『サイレントヒル2』のバブルヘッドナースに近い。


  • アームレスマン

その名の通り、腕のない人間のようなクリーチャー。毒液を噴出する。

原作ゲーム『サイレントヒル2』のライイングフィギュアに近い。


  • グレイチャイルド

灰色の体表と不気味にねじれた頭部を持つ小柄なクリーチャー。

原作ゲームでは第一作の海外版に登場する。国内版ではマンブラーに相当する。


  • ジャニター

有刺鉄線を巻き付けられエビ反りにさせられた男のクリーチャー。触れたものを腐食させる能力を持つ。

ジャニター(janitor)とは管理人の意味。


関連タグ編集

映画 実写化

サイレントヒルシリーズ サイレントヒル

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