タコ部屋
たこべや
タコ部屋とは強制労働における宿舎を指す。
概要
いわゆる労働者を閉じ込めておく宿舎であり、大概が劣悪な環境となっている。
少なくとも明治時代からあるとされ、多くは土木工事に従事する労働者が作業以外はここに軟禁されていた。
部屋は部屋でも大部屋に複数の人間がひしめきあっていたりと衛生的にも精神的にも不衛生なケースが多く現在では違法労働になる。
現実に存在したのは北海道開拓時代と西表炭鉱で有名。他にも存在した。
また最近の事例でいえば、2chで2011年に立てられたスレッド「借金1280万円抱えてタコ部屋にいた話するわ」内で書き込まれた事例がある(このタイトルで検索すればどこかのまとめサイトで見られる)。同スレを立てた人の書き込みに拠るならば、2000年代前半に経験したタコ部屋体験が書き込まれており、かなり現実味を感じさせる。これ以外にも、「借入のすべて」内の記事でタコ部屋の救われなさぶりを読むことができる。
タコ部屋の由来
蛸が自分の足を食ってるような有様から来ているとか、労働者をタコと呼んでいたからと複数の説がある。