UNSC
ゆーえぬえすしー
概要
国連宇宙司令部(United Nations Space Command)の略称。
2163年に成立した組織であり統一地球政府(United Earth Government)の指揮下にある軍事組織である。
22世紀の成立以降も様々な反乱の鎮圧や戦争を経験し軍の主要な任務として反乱の鎮圧を行っておりこれは2525年のコヴナント戦争の発生以降も継続しているがUNSCと反乱軍が一時的に協力した戦いもいくつかあるが2553年の終戦以降軍の再編成を行い反乱軍とコヴナント残党の排除を継続している。
コヴナント戦争が終わり反乱や暴動の鎮圧を主な任務となり絶対的な力を持った異種族との戦争を経験した兵士達の中でUNSCに対して失望する者も少なからずおり除隊ならまだ良いが脱走や反乱軍に参加する者もいた。
またSPARTANからも脱走が発生している。
なおUNSCは政府機関ではないが2525年のコヴナント戦争の発生に伴い戒厳令の発令により統一地球政府から多くの権限を移譲されていたが2553年1月8日に統一地球政府へ統治を返還している。
主な下部組織
UNSCは多くの下部組織で構成され安全保障理事会が意思決定を行う。
戦時の2525年から2553年の間は絶対な権限を持っていた。
オーストラリアのシドニーに本部が存在しHIGHCOM施設 通称bravoⅥと呼ばれUNSC安全保障理事会はこの施設にて全軍を運用している。
同施設はコヴナントの猛攻を受けながら破壊されず設備のほとんどが無事という堅牢さを誇る。
安全保障理事会は2552年までは陸軍 海軍 海兵隊 空軍 艦隊司令 ONIの司令官らで運営されていたが2553年以降新たにSPARTAN Operationsの創設と理事会への参加が決定した。
UNSC海兵隊
UNSC軍事部門の内、遠征と地上戦における主力部隊として運用される組織。
陸軍・空軍・海軍の何れからも独立しており、最も迅速に作戦行動を展開することが可能。地上戦においてまず敵の部隊と衝突するのは彼らの役目であり、戦場における花形でありながら危険な役目を負うことが多い。
海兵隊はNAVCOM(海軍コマンド)と連携しており海兵隊員の志願兵で構成される特殊部隊ODSTは海兵隊の任務以外に海軍特殊戦コマンド(NAVSPECWARCOM)からの危険度の高い任務につく。
UNSC陸軍
海兵隊と同じく地上ユニットだが惑星で陣地や基地を建設し駐屯する。
これは陸軍が惑星の防衛を主要な任務としている為で機甲部隊も常設しておりM808 MBTを基本とするがUNSCの輸送インフラのギリギリまで重装甲化されたM850 MBTも配備されている。
陸軍の特殊部隊はUNICOMのSPECWARCOM(特殊戦司令部)が指揮する。
コヴナント戦争中本来海軍に所属するSPARTANがSPECWAR Group Three(統一特殊作戦グループⅢ)内にノーブルチームが参加し陸軍大佐のホランドが部隊の指揮をとっている。
UNSC空軍
各惑星に配備され他3軍との緊密な連携による航空支援や要撃に加え防衛衛星と軌道防衛プラットフォームの防衛及び維持を行う。
また軌道上の状況を常に軍と民問わず監視しており必要であれば活動を規制する権限を持つ。
この他基地警備の地上部隊やSIGINT部隊も編成されている。
陸軍と海軍と装備品の研究開発を行っており空軍が運用する装備類で確認でき警備部隊の装備類や海軍の艦載機GA-TL1 C-709 ロングソードの空軍仕様C-712がある。
空軍にて秘密裏に研究されたYSS-1000セイバーの研究成果は空海両軍のロングソードとF-41 ブロードソードの改修に使用される。
なお空軍はSPARTAN Operations創設後3軍同様に緊密な連携を提案しており共同出資による共同戦術研究所の設置している。
UNSC海軍
UNSC軍事部門の内、宇宙艦隊を統括する組織。宇宙時代という背景上、軍事部門でも最も強い権力を有している。SPARTAN計画の開発を本格的に推し進めている組織でもある。
しかし、コヴナント艦隊との技術的格差からくる戦力の差は歴然であり人類の艦艇が使う旧式のチタニウムA装甲はプラズマの直撃に耐えられなかった為チタニウムA2とA3が開発された。(この装甲は海兵隊員等のバトルアーマーにも採用されている)
敗退と多大な犠牲を出しての勝利のどちらかで宇宙艦隊の損害は甚大戦後数ヶ月は無事な艦艇を地球軌道へかき集め再編成を実行し修理に費やす事になる。
その後艦隊再編はリバースエンジニアリングで得た技術を用いて設計された新型艦艇を積極的に導入され艦隊はより洗練された海軍へと姿変えていきコヴナント戦争時代の艦艇の多くは更新が進んでいる。
またコヴナントの艦隊と比較してUNSCの艦隊における3000m級大型艦は元々数が少なくトラルファガーのような海軍旗艦の超空母とフェニックス級コロニー船のみ。
空母はコヴナント戦争で大半が失われているがポセイドン級軽空母の運用は継続しており地球軌道上のダコタバトルグループに配備されている。
海軍旗艦は2558年にトラルファガーを上回る超大型空母インフィニティ級一番艦が運用中で同年2番艦エタニティの建造が進んでいる。
ONI(海軍情報局)
ONIはUNSC海軍の諜報機関として存在するがONIはコヴナント戦争前から強力な権限とリソースを与えられ独自の艦隊と軍事ユニットを保有している。
特に海軍に対して強い影響力を持ちSPARTAN計画を初めとした数々の極秘計画を立案し実行している。
また彼らは非人道的な計画や行いを平然と実行する為に兵士達からの評判は悪く一般人からも全く信用されていない。
ONIは4つの部門がありそれぞれが専属のタスクに従事している。
セクション1
情報収集に従事しつつオニキスのような一般に対して非公開の存在を隠蔽することが主なタスクとなっており戦争中彼らが収集したり解読した暗号から得られた情報をもとにしてコロニーからの避難や敵の配置などの情報は軍の作戦に広く用いられる。
UNSC全軍が頻繁に利用する事で有名な部門でもある。
セクション2
広報(プロパガンダ)を担当するが内容的には情報操作や欺瞞情報を用いた士気低下を防ぎ政府や軍への忠誠心を損なわないようにしている。
SPARTANを公開したのはこの部門だがSPARTAN-Ⅲを抱えるセクション3とは激しいやり取りの末公表した。
またコヴナントに対してはスリップスペース航行への妨害工作と地球を発見されないよう情報戦をしかけている。
セクション3
軍における極秘計画や非正規戦に従事する為ベータⅤやデルタⅥにSPARTANで編成された部隊が存在しコヴナント戦争中はSPARTAN-Ⅱを使った作戦やSPARTAN-Ⅲ中隊とヘッドハンターを初めとする中隊編成時に引き抜いた優秀なSPARTAN-Ⅲを主軸に編成した特殊部隊が多くの戦果を上げているが他のセクションの職員はSPARTANで編成されたベータⅤ等の軍事ユニットの保有と存在を知らず知っている職員は限られている。
ミョルニルを研究開発しているマテリアルグループもセクション3管轄となっている他コヴナントテクノロジーの解析もセクション3のベータⅢが担当し彼らの努力により人類にエネルギーシールド技術を初めとした多くの先進テクノロジーをコヴナントよりも高い効率と合理性で再現している。
ただし人類勝利の為に様々な実験や研究を行っているが非人道的なプロジェクトも多数存在する。
特に問題だったのは2552年にフラッドを対コヴナント用生物兵器として利用する研究を行っており犯罪者輸送に使われていた貨物船モナリザを研究ラボ代わりにし囚人(人類とサンヘイリ)を使って人体実験を行った結果制御不能な状況に陥りフラッドスーパーセルやプロトグレイブマインドが構成されはじめた為レッドホースによる核攻撃で事態は終息した。
セクション0
ONIの内務部門で表向きは違法なプロジェクトを排除するのを目的としているが高度に分類されておりセクション0が実際に何を目的とした部門なのかはっきりせず存在する事は他のセクションの職員も認識しているがそれ以上の事は全く分かっていない。
SPARTAN Operations
SPARTANのみで編成されたUNSCで最も新しい軍。
2553年に様々な部署で任務に就いていた全ての世代のSPARTANが集結し創設され人類の精鋭部隊として公開されている。
装備はいくつかのSPARTAN専用の特殊装備もありアーマーはGenⅡを基本としているがステルス性を理由にSPARTAN-ⅢのSPIアーマーを選択する場合もある。
司令官のムーサ提督は元SPARTAN-Ⅱ候補生でありSPARTANをONIとUNSCから独立した軍として機能させUNSC安全保障理事会に席を持つ。
補佐は元ノーブル3のA-266 ジュンが務め初期のSPARTAN-IVの訓練や編成も行っていた。
従来通りSPARTANによる非正規戦や特殊戦に従事するチームも存在するが特殊部隊ヘッドハンターは解散しておらずSPARTAN OperationsとONIにより高い水準の隊員が世代を問わずリスト化されGenⅡ War Masterアーマーを装備し少数編成で活動している。
反乱軍
UNSCは創設から多くの反乱を鎮圧しつづけておりSPARTANですら初期は反乱鎮圧を目的に育成されていた。
反乱軍は統一地球政府から独立を望んでいるが外交交渉による独立実現は不可能と見てテロ行為に及んだ。
核兵器を民間居住区で使用し100万人を超える人命を奪うという暴挙に出た。
この件は後のSPARTAN部隊創設の要因の1つであった。
反乱軍は複数の組織が存在する。
戦闘艦艇も保有しておりUNSCの規格から外れた改装を受けている場合もある。
コヴナント戦争中は人類滅亡の危機だった為いくつかある反乱軍が交渉の末UNSCに協力し中には艦隊戦で圧倒的なコヴナント艦隊の戦力に対し神出鬼没な奇襲攻撃を反乱軍艦隊が敢行戦局を覆してUNSCの艦隊に勝利をもたらす等高い練度と優秀な指揮官も在籍しているものの大半のメンバーは傭兵や脱走兵等の日和見主義者である。
人類の危機であるコヴナント戦争中ですらUNSCに対して公然と敵対する反乱軍もおりそういった危険分子は早急に処理される事が多く専門の教育を受けたSPARTANかODSTが投入される。
そういった任務を専門とするグレイチームが処理したケースの中には地球へのNAVデータをコヴナントへ提供しようてした反乱勢力もおり直接的な戦闘を回避したり協力する余地がある勢力もいたが同時に自身らの安全と利益を追求する勢力もおり反乱軍が危険な存在であることに変わりはなかった。
反逆と脱走
コヴナントという巨大な異種族の軍勢に対して兵士らは勇敢に戦いその姿はサンヘイリをもってして自身らと対等の戦士達として敬意に値すると評価する程にUNSCの兵士は絶滅に抗いある意味では人類が1つになれるきっかけでもあったが戦争が終わりUNSCと反乱軍は再び戦い始めた。
そしてコヴナント戦争を戦い抜いた兵士達をまた同胞を殺す任務につかせた結果軍と政府に対し失望し除隊する兵士や反乱軍へ参加する物がいた。
そしてUNSCとONIにとって最悪だったのはSPARTANの中から反逆者が出たことで彼らもまた同じ人間を殺すよう命じる軍と政府に対する怒りや失望を抱えていた。
反乱軍に対する認識の世代格差
反乱軍に対する認識は2525年前後で別れる。
コヴナント戦争初期から2537年以降反乱軍による活動は減少傾向にあり直接的な交戦はUNSCも反乱軍も控え場合によっては協力さえしており反乱軍のコミュニティの独立について理解を示したり反乱自体を過去の物とする世代はこの時期に集中し終戦間際の20代から30代の若年層がこれに当てはまる。
それ以前の反乱軍とUNSCが全力で争った時期を知る世代は民間人を巻き込む無差別テロや核攻撃といった蛮行から極めて危険な存在と認識していた為か世代によって認識に著しい溝があった。
UNSCの代表的な兵器
人類が製造する武装は一部例外を除いて大半が実弾を用いる。
コヴナント軍が常用しているプラズマ兵器と比較すると威力不足が目立ち鹵獲したM6ハンドガンを試し撃ち(捕虜に対して)したサンヘイリの兵士曰く原始的な銃と評価している。
ただしジャッカルやサンヘイリ、ジラルハネイが装備するエネルギーシールドはAP弾数発でシールドを破壊して殺傷可能。
フラッドとの闘いにおいては人類製の武器の方が効果が高くMA5が使うAP弾やSRS99のような貫通力のある弾薬は効果が薄いがM6が使用する12.7㎜弾やM90ショットガンの8ゲージマグナム、火炎放射器は高い制圧力を持つ。
武器
MA5アサルトライフルシリーズ
UNSCが制式採用して100年近くになるUNSCの主力アサルトライフルで若干デザインが異なるが基本的には全軍共通仕様である。
アイアンサイトや光学サイトは基本的には使用しておらず神経インターフェイスを介して照準をコントローする事ができる。(特にSPARTANやODSTといった特殊部隊はバイザー付きヘルメットを装備している為HUDをでコントロール可能)
残弾カウンター上のカバーを取り外せるモデルがありレイルシステムを備えそちらには光学照準器の装着ができる。
当初は陸軍が採用しそれに続く形で海兵隊等にも配備されるようになったものでマイナーチェンジを含め全軍で運用されている。
制式にはIndividual Combat Weapon Systemと呼ばれている。
この銃は火星に存在するミシェラン兵器工廠にて日夜生産されているがコヴナントとの戦争を研究し続けており改良がが行われている。
使用する弾薬は7.62㎜×51㎜弾で標準仕様のAP弾を使えばエネルギーシールドを破壊してコヴナント兵を射殺可能なだけの貫通力を発揮する。
他にもいくつかの弾薬に対応しておりその中で特殊な弾薬では劣化ウラン弾頭のシュレッダーラウンドでこれは建築物の壁や床を破壊する程強烈な衝撃力を備える。
またSPARTAN-Ⅱは任務にもよるがMA5へサプレッサーを取り付けるカスタムを行っている。
命中精度については元々艦艇内での戦闘等を想定して製造されたためか中距離の標的に対しても精度はあまり良いとは言い難い。
便利な機能としては簡易ではあるがコンパスが装備されマガジン内に何発残っているかを知らせるディスプレイが存在する。
戦後配備が本格化するMA5D最大の問題点は個人兵装でありながら7kgの重量がある。
D型自体は2552年より生産自体は行われアークへ向かう部隊に少数配備されているが前線ではなくほとんどがフリゲート艦の防衛用に配備された。
このMA5は価格が1700UNSCクレジット程度と比較的安い部類に入る。
戦時中大量生産大量投入されたMA5Cは戦後ブラックマーケットに流出し問題となった。
その他バリエーションとしてはSPARTAN-Ⅲが装備していた軽量かつバレルが短縮されたMA5KやSPARTAN-Ⅱの初任務時にブルーチームが使用した.390弾を使用する大口径型のMA2Bが存在する。
M6ハンドガンシリーズ
140年前に開発されたミシェラン兵器工廠にて製造されているサイドアームだがバリエーションが多く軍及び法執行機関から民間人まで保有している程普及している。
海軍はM6Cの射撃訓練が義務化されていた。
極めて頑丈な設計となっており信頼性は高いがトリガーガードが異様に大きくグリップ部分までガードされている。
装填数はモデルによって異なる。
この銃が使う12.7㎜×40㎜弾は強烈な威力がありそれなりの貫通力を有している。
モデルによって機能面は異なるが特に人気の高いM6DにはKFA2スコープが装備されている。
また特殊部隊用にM6CをベースにしてカスタムされたM6C/SOCOMもありこちらはスマートリンクスコープとサプレッサーやレーザーサイトが搭載されているがサプレッサーの性能を最大限活かす為亜音速弾を使用しておりM6D程の威力は無い。
戦後全軍のサイドアームとしてM6H及びM6H2が採用された。
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UNSCが運用する所謂マークスマンライフルの一つで一つの兵器を100年単位でアップグレードしつつ使うUNSCにしてみると珍しく退役させて新型へ置き換えようとしている銃器。
使用する弾薬はMA5シリーズ同様の7.62㎜×51㎜弾だが高精度かつ高性能スコープを搭載しつつセレクティブファイヤ機構が存在する。(反動が大きい銃の為かフルオートは使われない)
装填数は12発とMA5と比較すると少なく2548年から配備開始のBR55系と比較しても3分の1程度でしかないがマガジンは銃本体内部にほぼ内蔵される。
長年陸軍等のマークスマン達が運用していたものの旧式化は否めず2525年頃試作品が完成したXBR55が2548年には制式採用され海兵隊等主力部隊はそちらへの更新が始まっている。
戦後このライフルが再評価され特にSPARTANが好んで使用する事から後継としてSPARTANが運用する事を前提にM395が開発され同じく戦後に登場したBR85と共に運用されている。
陸戦兵器
ワートホグ
主にUNSC海兵隊が運用する軍用ジープ。地形を問わない高い走破性と機動力を併せ持ち、兵員輸送から偵察、タレットを搭載しての戦闘まで、幅広い任務に対応可能。対車両兵器用により機関砲・MLRS・ガウスキャノンを搭載した派生型なども多数存在し、それらも含めた生産台数はUNSCの陸戦兵器でもダントツ最多を誇るとされる。ゲーム中にも頻繁に登場し、お世話になったプレイヤーは多いはず。
実写版PVのためにハマーH1をベースに作られたレプリカも存在する。
また、HALO4とのタイアップとしてレースゲームForza Motorsport 4内でも紹介されており、その時のナレーションはかのV8の国からやってきたパワー厨が担当した。
マングース
ワートホグの簡易版とも言える四輪式の軍用バイク。ワートホグ同様任務を選ばない高い汎用性が売りの万能陸戦兵器。ワートホグよりも小回りが効くが、車両自体は非武装であるため、攻撃は後部席の射手の携帯武器に依存する形となる。ワートホグよりも出現頻度は低い。
M808スコーピオン
UNSC陸軍または海兵隊等の地上部隊で運用されるMBT。
Chalybs Defense SolutionsとAcheron Securityが製造しておりChalybs Defense Solutionsは後年アップデート車両のM820の製造も担当している。
本車両は最低1名の神経インプラントを持つ兵士で運用することが可能で推奨されないが最大4名の武装した兵士を車体に乗せるタンクデザントに対応している。
M808 M820はM512スムーズボア90mm高速砲を採用した砲塔と同軸機銃またはタレットを装備したガンナー席が配置された車体で構成されている。
装甲はセラミックチタンの複合装甲でコヴナント軍の燃料ロッドガンの直撃に耐える。
砲弾はタングステンや劣化ウランを使用し発射後即座に排莢され自動装填装置により装填され発射可能になるまでに3秒程度となっている。
攻防速バランスよくまとまっておりコヴナント系の装甲車両に対し有効である。
なおChalybs Defense SolutionsがM808とは別に製造しているUNSC陸軍で運用されているM850 グリズリーがあるがこちらは120mm連装砲に変更し限界まで装甲を追加したある種のメガストラクチャーでペリカンでの空輸がペイロード的にギリギリに達し輸送インフラに多大な負荷がかかる事から配備数その物が少なく常設の機甲部隊でも持て余しがちの車両で運用も真正面からの突破か突入とされている。
元々M850の開発が陸軍と海兵隊の相当なニッチ層からの需要で敵部隊真正面に突入する用途のMBTとして設計開発されインフラについてはほとんど考慮されていないが単純に強力な為コヴナント側はスコーピオンと同様に脅威度の高い車両と認識しといる。
海兵隊もコヴナント戦争中も運用してはいるがまとまった数を運用してたのはスピリットオブファイアの艦載部隊のみである。
M312 エレファント
JOTUN Heave Industriesで設計開発されたARV(装甲回収車両)で移動式のコマンドポストとしても運用される。
車体自体は同社が得意とする植民地開拓用の農業向けで民間市場で数十年間の実績があった物をベースに軍の依頼で設計しなおした物。
M312とM313の2種類が存在するが概ね用途は同じであるもののM313はM312で利用できる追加の装甲に対応していない事から内部の兵士を保護する観点と車両の防護面で脆弱な物となっている。
武装はM313であれば260度程度稼働するM41対空砲と任意でAIE-486H重機関銃を2機追加可能に設計されM312はM41対空機関砲3基と追加でM247 GPMGTオートキャノンを最大2基かミサイルの選択式となりM312はM313に比べ武装と装甲に関して秀でているが
本車両があくまで後方支援車両である事から武装は自衛に限られる。
マンモス
エレファントを遥かに上回る大きさを持つ(タイヤ一つがワートホグと同等以上の大きさ)超大型車両で、最早スカラベ級の「機動プラットフォーム」とも言うべき代物。現状UNSCの車両兵器としては最大級。ワートホグを複数搭載・運用可能なほどのペイロードは当然ながらエレファントを大きく凌ぎ、それでいて速力もあり、主砲として新たに「ミニMAC」を搭載しており、極めて強力な自走砲ともなる。ただし、余りの巨体故に運用できる局面に限りがあり、巨大な四本の脚によって小山程度なら自力で乗り越えられるスカラベほどの走破性はない。
HRUNTING/YGGDRASIL Armor Defense System
UNSCがアルゴリスT12A武器研究施設にて製造したMarkⅠから続く大型2足歩行兵器シリーズ。
試作型のMarkⅠの時点で圧倒的な火力と飛行能力を持ちバブルシールドで防護される等サイクロプス等とは桁違いの化け物として生まれ短時間であればSPARTANすら倒せるとさえ言われた。
MJOLNIRと異なり通常の海兵隊員が神経インターフェイス無しでも操作可能な点もアドバンテージであった。
ただ問題点も多くMarkⅠの稼働可能な時間は僅か10分と少し程度でMJOLNIRの前身であった各種強化外骨格同様エネルギー問題が一切解決されていない。
また極めて高い機動力はそのまま搭乗者の負荷となりほぼ片道切符の自殺兵器で実戦で運用出来る代物では無かった。
だがT12Aがコヴナントに襲撃された際取り残されたハデス隊の隊長がデータだけを消去し試験機に乗り込み独断で起動させ部隊が撤退する時間を稼ぐ為コヴナント地上軍に単騎で挑んだ。
その際の戦果は凄まじくレイスやバンシーは近づいただけでも撃墜されハンターを含めた歩兵達は蹂躙されスラスターのアフターバーナーでファントムに無理矢理張り付き無反動砲を撃ち込んで撃墜する等の活躍を見せるもバブルシールドが限界を迎え通常装甲でプラズマにある程度耐えていたがグレネードの直撃により搭乗者の腕を含め損失し最終的にコールプロトコルに従い300メガトン級の核爆発を引き起こし周囲の地上軍と共に消滅した。
その後も研究が続けられたらしく戦後のUNSCではついにMark IX 通称マンティスが正式採用され配備が行われているがMarkⅠのような驚異的な火力と機動力は持たないがエネルギーシールドが装備されている。
航空兵器
ペリカン
長時間の空中停止や垂直離着陸が可能な降下艇。UNSC軍事部門で最も幅広く運用されている兵器の一つで、戦地への迅速な兵員輸送・展開が可能な機動性とガンシップに転用できるなどの汎用性を持つ。多数の兵士を搭乗させることが可能なペイロードに加え、宇宙空間から大気圏に突入、そのまま戦地へ向かうことが可能であるなど、降下艇としての性能・信頼性は非常に高く高速で飛行しながら垂直方向にスラスターを調整してすばやく兵員の回収または配置を可能とするほどの機体剛性を持つ。
戦中に生産されたモデルも比較的重武装だったが戦後モデルはさらに火力が向上しており武装も増えている為近接火力支援に用いる機会も増えたが機体内部のレイアウトはほとんど変わっていない。
バリエーションとして調査等で短距離を移動するのに用いるFTLエンジン搭載型のコンドルの調達と配備が進んでいる。
コンドルは戦時中作りすぎたペリカンとパーツ共有率が高いため優秀な生産性を持つがサイズが少し大型化している。
ホーネット
機関砲とミサイルで武装した軽戦闘機。戦闘機よりも戦闘ヘリに近い機動を特徴とする「ガンシップに特化された小型版ペリカン」とも言うべき機体で、純粋な機動力ではバンシーに劣るが、長時間の滞空や垂直離着陸が可能な安定性に優れた飛行能力(機体外部に歩兵を同乗させ、尚且つ携行武器による攻撃補助を行わせても問題ないレベル)を有する。空中戦よりも対地攻撃や近接航空支援を得意としており、制空能力自体は高くない。
『Wars』には、上位互換と思われる「ホーク」が登場した。
ファルコン
パイロット以外に4名もの人員を搭載可能なティルトローター。機首下部に機関砲、機体両部に同乗者がガンナーとして操作するタレット2基を備える。主により迅速さを要求される強襲的な兵員輸送や近接航空支援用のガンシップとして運用される。
ロングソード
主力航空戦力の一つとして運用される迎撃戦闘機。大気圏内外を問わず飛行可能で、基地でも艦艇でも運用場所を選ばず、対空・対地・対艦戦闘何れにも対応可能な汎用性の高さに加え、長大な航続距離、安価な製造コスト、核弾頭を複数搭載・運用可能なペイロードなど、主力として申し分のない性能を備える。単純な性能ならコヴナントのセラフとも互角に渡り合えるが、エネルギーシールドがないので防御力で大きく後れを取っている。
B-65 ショートソード
ミシェランアーモリー製大気圏内向けの軌道戦略爆撃機。
UNSC空軍または予備役で維持されてきた軌道長距離爆撃を主任務とし同社のGA-LT-1ロングソードを小型化したデザインになっている。
大気圏での運用が前提とされるが実際には母船が宇宙にいる事が多いこともあって効率は良くないが宇宙空間でも運用可能な仕様になっている。
M/RODASに対応しており多種目の弾頭を搭載した爆弾で精密爆撃を行う能力を持ちXGBU-302や特殊な凍結弾頭GBU-1105 クライオ等にも対応している。
コヴナント戦争中能力の限界が見えてしまい軍は本機の維持を諦めて予備機として空軍が保管したものの結局廃棄されることが決定した。
廃棄されたはずのショートソードはその後ベネチアのブラックマーケットで販売されている事が後日発覚している。
セイバー
軌道防衛用の迎撃戦闘機として惑星リーチで秘密裏に開発されていた試作兵器。主な武装は2基の機関砲とミサイルランチャーで、試験的にUNSCの航空兵器としては初のエネルギーシールドが実装されており、防御面でもセラフに劣らない性能を有する。リーチ攻防戦におけるアッパーカット作戦で実戦投入が行われ、リーチの軌道防衛グリッドを攻め立てるセラフやスペースバンシー、ファントムの大部隊を一度は撃退する活躍を見せた。
F-41 ブロードソード
ミシェランアーモリーが開発したマルチロール機。
加速性と火力について圧倒的であったコヴナント系戦闘機へ対抗する事を目的としており軌道ステーションにおける防衛で運用された。
機体そのものは2535年に空軍により導入されていたのだがコヴナント戦争でかなりの機体数が様々なコロニーへ送られたていたにもかかわらず運用された記録がほとんど存在せず配備したコロニー側で生産や整備維持が行えた事もありかなりの機体数が生き残り民間でも人気機種としてあげられている。
2554年に行われたアップデートによりセイバープログラムによって得られた技術が導入されF-41Eからシールド機能が追加された。
シールドはパルスレーザータレットに対する防護を目的に追加した機能だが良い事ばかりではなくシールドにエネルギーを使用するため機動性については非シールド搭載型と比較して低下している。
元来空軍機だが海軍でも運用されている。
艦艇
ハルシオン級
全長1200mほどの軽巡洋艦でレイエスマクリースが開発製造している。
UNSC艦隊戦力の一つとして運用されてきたが、コヴナント戦争時には既に旧式化し始めていたロートル艦種に過ぎず戦闘能力については標準以下として、艦隊によっては既にマラソン級と交代させる為いくつかの造船所で解体処分を行っている。
ただし、後述のオータムのように適切な近代化改修を施せば化ける余地は十分にあり本級退役の原因の1つの複雑でコストの高い特殊構造の採用による防御力の向上は後年ではコスト高であろうと必須であると再評価され再度採用したオータム級が就役している。。
マラソン級
全長1200mほどの巡洋艦クラスの艦艇。
ODSTのHEV運用と20機のロングソードを運用可能だが地上部隊の展開能力には制限が多い。
ハルシオン級から派生した新型艦種で、装甲・火力共に同級を上回り(特に火力面の増強が著しい)、UNSC海軍の主力艦として不動の地位を確立することに成功したが戦後ピラーオブオータムに施された近代化改修の数々は必須として正式採用され問題視されたコストの高い構造も装甲の大半を失うダメージを受けてなお耐える剛性の再評価とコヴナント戦争で多数が破壊されマラソン級は急激に支持を失い艦隊の再編成後順次退役が決定した。
詳細はリンク先参照。
UNSCピラー・オブ・オータム
UNSC海軍が保有する宇宙艦船の一つ。元は旧式化し始めていたハルシオン級巡洋艦の一つに過ぎなかったが、対コヴナント戦に合わせて原型すらも留めないほどの大改修が施され、艦種に見合わない強大な火力を手に入れた。
この近代化改修は戦後の艦艇に採用され約1500mの軽戦艦並のサイズになりシールドやハイパースキャナを装備した直系の後継艦が採用されている。
詳細はリンク先の記事を参照。
フリゲート
UNSC海軍が補助艦艇として運用している全長500m前後の小型艦。
大型艦艇よりも機動力が高く小回りが利き、サイズの割りに強襲揚陸性能が高く、一部の艦は大気圏内飛行が可能であることも確認される高い汎用性を有するが、火力も装甲も貧弱で、単艦ではコヴナント艦艇に対して無力なため、数を揃える以外の対抗手段がない。
装甲と火力に優れ主力艦の護衛や攻撃補助を主任務とする重フリゲートと、重フリゲートよりも優れた機動力と強襲揚陸性能を有する軽フリゲートに大別される。
コヴナント戦争では、大型艦艇の不足によって代替の主力艦として運用せざるを得なくなり、末期に至ってはこの艦種さえ喪失が許されない貴重な戦力となった。
UNSCイン・アンバー・クラッド
ミランダ・キース中佐が指揮していたスタルワート級軽フリゲートの一隻。
悔恨の預言者が同乗していたCAS級空母のジャンプに便乗してデルタヘイローに向かい、同地で活動するマスターチーフを支援していた。しかし、指揮官らをヘイローに送り届けた後にフラッドに襲撃されて乗っ取られ、そのままコヴナントの首都ハイチャリティに墜落し、ハイチャリティがフラッドの巣窟となる原因を作った。
UNSCフォワード・オントゥ・ドーン
UNSC海軍が保有するカロン級軽フリゲートの一隻。
UNSC海軍の艦隊戦力の壊滅により、コヴナント軍の地球侵攻時にはドーンを含めても数えるほどしか残存しておらず、ドーンは人類側の総旗艦として運用されていた。
コヴナント戦争末期にはコヴナント・フラッド・フォアランナーとの四つ巴の戦いに終止符を打つ大役を授かり、地球圏への帰還時に船体が空間転移でねじ切られながらも艦種部分にいたアービターを地球へ送り届け、残った船体に取り残されたマスターチーフは宇宙を漂流することとなった。
UNSCサバンナ
UNSC海軍が惑星リーチに配備していたパリ級重フリゲートの一隻。
リーチ攻防戦のアッパーカット作戦の最終段階にて、スリップスペース爆弾製作のためにスリップスペースドライブを提供した他、爆弾を目的地に運ぶための「宅配便」とするためにコヴナントのSDV級重コルベットを襲撃したノーブルチームを支援した。しかし、ノーブルチームが襲撃を完了する前にコルベットの反撃を受けて撃沈された。
ストライデント級
コヴナント戦争後に開発された新型の重フリゲートの一種。
UNSC艦艇では初めてエネルギーシールドの実装が確認された艦艇で、従来型のフリゲートを性能面で全般的に…特に防御力は格段に上回っていると思われる。
UNSCインフィニティにも護衛艦として複数のストライデント級が搭載されている。
UNSCスピリット・オブ・ファイヤ
アルカディアやハーベストに派遣された全長2500mのフェニックス級の一隻。
対象となる植民惑星のテラフォーミング支援艦と植民らのための長期移民船を兼ねたコロニー船を改造した強襲揚陸艦。
艦種の変更に伴い武装しているが本来補助艦艇であるため直接的な戦闘力は高くない。
2531年のアルカディア攻防戦後行方不明になり戦後何度も捜索が行われているが結果は芳しくない。
空母
UNSCが保有する艦種の中でも、最大級のサイズを誇る大型艦艇。
最大級のもので全長3000mの巨体を誇り、コヴナントのレヴェランス級戦艦にも比肩する。
主な武装はMACガンやアーチャーミサイルで、多数のロングソード戦闘機の運用も可能。
しかし、2525年から2552年に行われたコヴナントとの艦隊戦で大半を喪失しリーチ攻防戦では海軍が誇る最大級の空母トラルファガーが轟沈しオニキスへ派遣したスターリングラードもコヴナント艦隊相手に善戦し壊滅寸前まで追い込むもノヴァ核爆弾の大破壊から避難してきた別の艦隊と交戦艦隊事破壊された。
インフィニティ級
UNSCがコヴナント戦争期に20年の歳月を費やして開発していた、全長5000m超の新型大型宇宙艦船で本艦を超える艦艇は2隻しか存在しない。
1番艦インフィニティは海軍旗艦として活躍している。
建造計画の規模やコストからONIですら秘密を守り切れず複数の海軍将官は存在を知っていた。(人類製スマートAIコルタナもこの艦艇についての情報を保有)
途方もないコストを投じて建造されていたが難航しコヴナント戦争では地球を制圧された場合のカウンターとして使われるはずだったがサンヘイリとの同盟やコヴナント自体が内戦で極度に弱体化した上に指導者である真実の予言者もSPARTAN-117とアービターがHALO起動阻止の一点においてのみ利害が一致したフラッドの露払いを受けアービターのソードにより抹殺され事実上コヴナント戦争は2553年に終戦した。
その後はSPARTAN-Ⅳのトレーニング施設として運用しつつ艦艇の建造は続いた。
戦後しばらくして人類に対して再戦すべきと主張するサンヘイリのグループがアービターを中心とした人類との平和条約の締結を主張するグループとの対立が激化しサンヘリオス内乱が勃発した。
本来のサンヘイリの文化であれば暗殺者を送りその結果勝者の意見で政治が動くのだがこの内乱はその文化を完全に無視した物だった。
調達先が不明の大量の戦闘車両や複数の駆逐艦まで保有するに至り兵員も増加し内乱は泥沼と化した。
この紛争の初期にアービター陣営に就いて各種兵器を用いて対艦戦闘で勝利しその後対地攻撃を行い勝利に貢献、銀河系に遺されたフォアランナー施設の調査任務を担当しガンマヘイローやレクイエムを発見するに至る。
フォアランナーの技術をリバース・エンジニアリングして得られた様々な新技術が採用されており、従来のUNSC艦艇とは一線を画す高性能を誇る。
エンジンにはXR2ボグリンフィールド/S81/X-DFRというリパルサーエンジンも採用しているがこのエンジンは開発とテストに15年の月日を要した。
リパルサーエンジンはコヴナント系戦闘艦艇に搭載されている物で従来の艦艇はフュージョンコアドライブを採用していた。
フォアランナー純正のエンジンとしてハルゼイ博士が取り付けたのはXR2ではなくMark X Macedon / Z-PROTOTYPE#78720HDS というコードがつけられたFTLドライブ(スリップスペースエンジン)でこのエンジンは設計開発と製造はフォアランナーが起源とされ人類が再現可能な領域を逸脱しており換えが効かない物である。
この艦艇と艦内に最大10隻のストライデント級フリゲートかアンレース級フリゲートにはエネルギーシールドが装備されているため戦前の船とは比較にならない程の防御力を持ちつつ、通常装甲にチタニウムA-Ⅲ装甲を採用しており比較的頑丈(コヴナント戦争前開発のチタニウムA装甲は融解する温度が低いためプラズマの一発で確実に撃沈していた)。
アンレース級フリゲートはさらに人類初の指向性エネルギー兵器を主兵装とした戦闘艦艇でストライデント級と共にコヴナント戦争中失った艦隊を再建する為数百隻が発注されている。
また主砲として搭載されているのは元来軌道防衛グリッドで用いられるスーパーM.A.C.ガンの艦載型でそれを4基搭載しており並大抵のコヴナント艦艇は1発で撃沈可能な火力を持つ。
防空用の兵装としては70㎜ディフェンスタレットや3種類のミサイルを合計2万発以上装填しスペックシートには無いが小型のM.A.C.ガンが多数装備されている事から近づく事も困難。
弱点としてはFTLドライブがフォアランナー製Mark X Macedon / Z-PROTOTYPE#78720HDSを使用しているためフォアランナー系技術による妨害工作等に対して非常に弱く2558年に一度動けなくなり太陽へ葬られる寸前まで行ったがSPARTAN-Ⅳの2個のファイヤチームの活躍により脱出に成功した。
本級は2558年に姉妹艦としてエタニティが建造中であるがこちらはインフィニティと異なりFTLは従来からのショウフジカワスリップスペースエンジンを採用しているがXR2はインフィニティ同様採用している。