ヘルアンドヘヴン
へるあんどへゔん
ガオガイガー、およびその派生機の必殺技。
攻撃を司る右腕と、防御を司る左腕を発光させ、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」の呪文と共に両手を組み、その状態で敵に突撃をしかける技である。
攻撃エネルギーと防御エネルギーを反発させることで、絶大なエネルギーを発揮しており、パルパレーパいわく「攻撃と防御を兼ねた技」とのこと。
TVシリーズでは、この両手でゾンダーコアをえぐり出すために使われており、必然使用頻度も高かった。
しかしこの技は身体にかかる負担が大きく、当時サイボーグ体だった獅子王凱にとっては、まさに命削りの諸刃の剣だった。
後にゴルディオン・ハンマーが開発されたことによって、ガオガイガーの必殺技の座は、ハンマーヘルアンドヘヴンに譲られることになる。
また、勇者王ガオガイガーFINALの頃には、凱がエヴォリュダーに進化していたため、再び使用されるようになった。
ヘルアンドヘヴン・アンリミテッド
ジェネシックガオガイガーの使用するヘルアンドヘヴン。
ジェネシックガオガイガーの誇る究極の攻撃機能であり、使用の際にはガジェットツールである専用マニュピレーター保護グローブを装着する。
後述するヘルアンドヘヴン・ウィータと同じく、「ゲム・ギル・ガン・ゴー・グフォ」の呪文の後に生命を意味する「ウィータ」を唱えるが、光線状に放射しないため同一のものではない。
命中と同時に敵体内にエネルギーを送り込み、内部爆発を誘発する技で、通常のヘルアンドヘヴンを大きく上回る破壊力を有する。
またその名の示す通り、ジェネシックオーラによって破壊力が無限に増大するという破壊神の名にふさわしい性質をもつ。
ビジュアルにも、右腕と左腕の発光順序が逆になっているという違いが見られる。
しかしその一方で、使用の際には、推進システムなど本体の一部を覆うジェネシックアーマーが消失する。
パルパレーパ・プラジュナーとの戦闘時には、一度その隙の部分を突かれ、毒性のケミカルナノマシンを注入されてしまった。
ヘルアンドヘヴン・ウィータ
「真のヘルアンドヘヴン」と呼ばれるヘルアンドヘヴン。
護がマスタープログラムの浄解の際に使用した。
通常のヘルアンドヘヴンと異なり、突撃の瞬間、「ウィータ」という新たな呪文を唱えるのが特徴。
通常のヘルアンドヘヴン及びヘルアンドヘヴン・アンリミテッドとは異なり、
光線状に放射されるのが特徴である。
勇者王ガオガイガーFINALではレプリジン護の搭乗したスターガオガイガーがこの技を使用している。その際、ガオファイガーのハンマーヘルアンドヘヴンを打ち破っている。
このことから単純な攻撃力も非常に高いモノと思われる。