那智(BASARA)
なち
那智(BASARA)は田村由美の漫画『BASARA』の登場人物(画像手前)。
概要
cv:千葉繁(ドラマCD)
紀州・熊野出身の大神官の跡取り息子。近海の主の鯨に挑んでいるところをタタラ(更紗)達と知り合う。
紀州訛りの言葉で喋る長身の男性。性格は気さくで、加えて能天気で商売人。タタラ軍のムードメーカー的存在。サバイバル能力・単独(潜入)行動力に長け、幾度も更紗達の危機を救った。普段はおちゃらけているが、真剣になる時は親友である聖すら止められない強い意志の持ち主である。その強い意志は親友である聖はもちろん、敵である赤の王の部下達の心も動かす程である。自分が穂積にかけた言葉により彼が父を庇って死亡したことに責任を感じ、その遺体を廉子と一緒に埋めてやろうと奔走、瀕死の重傷に陥るが、網走で助けた群竹に恩返しとして助けられる。上記の通りに網走で行き倒れた群竹を助ける等情の深さとそれを貫く為に身体を張る事が出来る強さ、捻くれた性格の浅葱を受け止める寛容さを持った人物である。聖と共に「天狗党」という青年団を結成しており、副リーダーを務める。
今帰仁とは初対面で半殺しにされたが、作中終盤で行動を共にした時、彼を『新入り』と呼び、仲間として受け入れている。戦後、赤の王との戦いで助けた戦象と共に故郷に帰り、面倒を見ている少女の母親と恋仲になった様子である。
12月2日生まれ。O型。名前の由来は和歌山県の地名から。