この記事は,キミガシネの重要キャラクター,篠木敬二についてのネタバレを含みます。
「ふふ なら渡して来なさいよ その人がまだ警察官なら すぐ会えるわ」
概要
笹原恵(ササハラ メグミ)とはキミガシネの登場人物である。警察官時代の篠木敬二の上司。
プロフィール
人物
細かい人物像は不明だが,かなり仲間を放って置けず,仲間が相手を殺害した事のミスも取り消させようとしたりと,悪人ではないようだが,真面目なケイジはその事から精神的に気負ってしまい,メグミに対して罪の隠蔽という,「最低な恩を着せた恩人」として,ケイジは恨んでいた。メグミ自身は恐らくケイジを気遣ったのかもしれないが,やり方は大きく間違っていたのだろう。また,ケイジの過去を聞いて,彼の恩人に思い出の品を返しに行くよう言ったりと,決して悪人ではないと言いたいのだが………
「私は…職務を全うしただけよ‼︎」
その素性
彼女は実際のところ,「自分の地位を築きたかっただけ」だろう,と思える描写がいくつもある。まず,彼女はケイジの師匠を,警察の闇に触れた,という理由で解雇させたり,部下の殺人を正当防衛として隠している事から,恐らく自分の地位を確立して「警察のための正義」を尽くしたのだと思われる。
その死に際
ケイジは最初の試練で拘束されているメグミを,過去の恨みから救わない選択を取ろうとする。それに対してメグミは自身を救うよう懇願する。しかし,ケイジは,「オレは…アンタとケリをつけなきゃ……前へ進めないんでね…」と一蹴し,メグミを見殺しにするのであった…