東京事変
とうきょうじへん
デビュー前
もともとは、2003年秋に行われた椎名のソロ・ツアー「雙六エクスタシー」のバック・バンドのために集められたメンバーたちだった。
第1期
第2期
メンバー
椎名林檎 - ボーカル
亀田誠治 - ベース
刄田綴色 - ドラムス
伊澤一葉 - キーボード
浮雲 - ギター
サード・シングル「修羅場」とセカンド・アルバム『大人(アダルト)』の製作に合わせ、伊澤一葉と浮雲の2名がバンドに参加。この2人が加わったことにより、現在のラインナップとなった。また、シンボルマークが折り鶴から孔雀になった。
2011年2月23日には7作目のシングル「空が鳴っている/女の子は誰でも」をリリースする予定だったが、同年2月10日に刄田が公務執行妨害で逮捕されたため、発売延期とプロモーション活動の自粛を発表。
3月14日に刄田は略式裁判により罰金刑となった為、協議の結果4月5日から活動を再開する事となった。今回の一連の件に関して、刄田は公式ウェブサイトにて謝罪している。
音楽性
一期と二期では演奏スタイルや楽曲のジャンルがやや異なるうえ、常にサウンドが変化しているバンドとも言える。初期は椎名がほぼ全曲作曲していたため、椎名のソロ時代のようなロック系のサウンドが多い。二期は新しいメンバーのバックグラウンドであるジャズやカントリー、ポップスの要素が取り入れられ、より多彩な楽曲が作られるようになった。
また、一期はアグレッシブでハードなパフォーマンス性の高い演奏スタイル、二期は、よりバンド全体のバランスを考慮した統率のとれた演奏スタイルである。
CD製作においてはオーバーダビング等の作業を減らし、バンドサウンドへの強いこだわりを持っている(しかし『大人』のレコーディングは伊澤が腱鞘炎の悪化により同時録音できず、後で一人で演奏したものを重ねている)。
バンドメンバーについては、個々が独自の音楽性を確立するプレイヤーで構成されており、演奏技術、コンポーズ能力ともに非常に高い。故に、ライブにおいてはCD音源とは異なった多様かつ高度なアレンジが展開される。
ディスコグラフィー
シングル
枚 | リリース日 | タイトル |
---|---|---|
1st | 2004年9月8日 | 群青日和 |
2nd | 2004年10月20日 | 遭難 |
3nd | 2005年11月2日 | 修羅場 |
4nd | 2007年7月11日 | OSCA |
5nd | 2007年8月22日 | キラーチューン |
6nd | 2009年12月2日 | 能動的三分間 |
7nd | 2011年5月11日 | 空が鳴っている / 女の子は誰でも |
アルバム
枚 | リリース日 | タイトル |
---|---|---|
1st | 2004年11月25日 | 教育 |
2nd | 2006年1月25日 | 大人(アダルト) |
3nd | 2007年9月26日 | 娯楽(バラエティ) |
4nd | 2010年2月24日 | スポーツ |
5nd | 2011年6月29日 | 大発見 |