CV:甲斐田裕子
5年トロワ組。エメラルドグリーンのショートカットヘア。
原作
身長172cm(公称値は169cm)、みずがめ座で血液型はB型。学院5大スターの筆頭。乗馬(馬術)部所属。槍術に長ける。好みのタイプは「守ってあげたい娘」。読者を「あなた」「(光莉の)お兄さん」と呼ぶ。
武道宗家の一人娘という出身のためかかなり男前な性格だが、実はシャイで自称ノーマル。文化祭の劇「人魚姫」の王子役を好演したが、クライマックスで人魚姫の光莉をさらって逃げてしまったり、『外伝』のバスケの試合で光莉にファウルをした選手の頬をはたくなど熱くなると周りが見えなくなる。初期は光莉の才覚を見抜き、5大スターの後継者として育てると発言していた。
文庫版
白馬・スターブライトを駆る姿の美しさはスピカ全生徒の憧れの的となっており、通称「プリンス」。剣城要をカデットに立てる生徒会の提案を蹴って光莉を指名するが、それが基で校内に不協和音を発生させた末に天音を憎悪する帰国子女・草薙真筝に密会の現場を突き止められて糾弾され、光莉と共に駆け落ち同然でアストラエアの丘を去るが、ある人物の差し金により劇的な帰還を果たし復権。他の候補者が揃って棄権したことにより、エトワールの地位を手にする。
アニメ版
詩遠の再三にわたる出馬要請にも決意を固められずにいたところ静馬に背中を押され、要に挑まれた決闘を制したことで多くの生徒が見守る中、光莉をパートナーにエトワール選出馬を決意。しかし、出馬宣言を直前に控えた乗馬の練習中に落馬事故で記憶障害を起こしてしまい、出馬が危ぶまれる事態に陥ってしまう。その後、光莉の献身的な姿勢に心を打たれて記憶を取り戻し彼女と一夜を過ごし、無事にスピカ代表としてエトワール選出馬。その結果、スピカの悲願であったミアトルからのエトワール奪還を実現する。
ゲーム版
エトワール制度の設定がないこともあり、静馬と同じく魅力的な一上級生という形で描かれている。学院5大スターの設定や「プリンス、王子」の呼び名もない。主人公に対しては控えめな口調ながらも積極的に誘いをかけてくる。