右代宮夏妃とは
うみねこのなく頃にの登場キャラクター。
アニメ版の声優:篠原恵美
良家の出身で、自尊心の強い生真面目な性格をしている。
箱入り娘だったためか、冗談が通じない時がある。
生まれつきの頭痛を持っており、いつも気難しい表情を見せている。
右代宮家での立場
右代宮家序列第10位。
ビジネスに執心する夫に代わり、右代宮本家を切り盛りしている。
六軒島で開かれる親族会議の準備を行っているのも彼女。
親族会議以外でも、使用人のシフトなどを管理しているようだ。
右代宮家を一代で復興させた金蔵を尊敬している。
彼が築き上げた名誉や財産を守り、家族がそれを受け継ぐことを望んでいる。
そのため、「碑文を解いた者が次期当主」という考えには否定的である。
詳しくは次項にて。
過去の彼女について
次期当主である蔵臼の妻として、右代宮に嫁入りした夏妃。
彼女は跡継ぎの出産を期待されていたにも関わらず、
朱志香誕生までの、実に12年もの間懐妊できないでいた。
周囲から罵られる逆境の日々は、18年前に朱志香を出産するまで続いた。
このことは彼女の自尊心を傷付け、思い出したくない記憶となっている。
苦渋の日々の末に、ようやく出産した朱志香を大事にしており、
右代宮家に相応しい教養を付けるために、熱心に教育している。
しかし、朱志香は厳しい教育方針に反発しているため、
結果的に「~だぜ」といった男口調を話すなど、素行の悪化を招いた。
ファンの間での評判
スレでの呼ばれ方は「なっぴー」などなど。
作中ではとことん不幸な役回りのため、哀れむ意見が多く見られる。
シリーズ通じて第一作目のEP1では、準ヒロイン待遇を受けていた。
初“銃持ち係”を務めていたため描写が多かった。
そのためか、人気投票ではEP1からの固定ファン層が存在する。
EP2以降は際立って目立つシーンが存在せず、ファンをやきもきさせていた。
うみねこのなく頃に散第1作目のEP5では、再び準ヒロインとなる。
しかし、彼女を待ち受けていたのは、かつてない悲劇であった。
“知的強姦”の被害者となったのである。
夏妃自身にも重大な非はあるものの、あまりの知的強姦されっぷりから、
「あまりに気の毒で、EP5を読み進められない」といった声は多く見受けられる。
唯一の救いは、冷え込んでいたかに見えた蔵臼との関係が、
実は良好だった“可能性”が描写されたことである。
え?準ヒロインが女子高生の娘持ち?どこもおかしな部分はない。
人気投票順位が娘を上回る母親には、「萌え熟女」タグが付くことも。