ジグ(ラストランカー)
かんたれらのじぐ
概要
辺境を転々として暮らしているカンタレラで生まれ育つ。次期族長のファズとは幼馴染であり、親友。
ただ伝統を守り同じ事を繰り返す生活に嫌気が差し、強さを求め故郷を飛び出す。
首都ガンドアにある戦候機構バザルタ。そこには「強さ」の序列を明確にした「戦士ランキング」が存在した。
ランキング1位になり、世界人口のほとんどである約10万人のランカーの頂点に立つ事は世界最強を意味する。
生きる意味、そして自分自身の価値を実感するため、ジグはその戦いに身を投じる。
性格
「そうだ」という肯定の意味で「…かもな」を使う癖がある。
恋愛には鈍感で、自分に向けられる好意に気づかない。女性関係には無頓着で、興味が無い。誘い文句にも乗らない。
ただし、自分の道を見つけて頑張っていたアイリスのことは気に入っていた様子。
優しいなどと褒められるのは苦手。感情をあまり表に出さないが、出さないだけで何も感じない訳ではない。
素っ気ないが親切であり、困った人をよく助けている。
過去
ストーリーはカンタレラを出る所から始まる。里で暮らしていた過去の描写はその後わずかに語られるのみである。公式サイトで公開されている小説で、ジグ達の過去を知ることができる。
両親共に死別しており、母親はイビノス(異形の生命体)に殺され、父親はキバガミ(虎型のモンスター)によって殺害されるという悲惨な過去を持つ。
里の掟で強くなる訓練を禁じられていたが、ファズとは密かに剣の訓練をしていた。
(里で公に行われる訓練は武器を使って威嚇する「逃げ」を主体としたものであり、強くなるための訓練ではなかった)
特に父親が死ぬ間際は直接目撃しており、塞ぎこむ原因になった。
父親は放牧中の群れから離れた土牛を探しに行き、ジグには群れの中で待つように命じていたものの、ジグは心細くなって後を追った。
そこでキバガミに襲われ、逃げている父親を目撃する。恐怖で動けなくなったジグは、父親が小石を投げ、太もも当たった痛みで我に返り、一目散に逃げることができた。しばらく駆けてから父親を呼んだが、答えはなかった。
自分が言いつけを守らなかった所為で、父親が死んだと思ったジグは自責の念に駆られ、心を閉ざした。
ファズとの交流で緩和されていったものの、その後もモンスターに襲われる里の住民を守れなかった経験を重ねてしまい、殊更強さを渇望するようになっていった。
通り名
ストーリーの進行状況や装備品によって変わる。
ストーリー上
- 新入りランカー
- タイロン一家の
- 辺境の獅子
- カンタレラの
- ラストランカー
装備品
特定のイベントで、それぞれの人物からプレゼントとして貰うアクセサリーを装備すると変更される。
- レンの同期
- ファズの幼馴染
- 天仰の忘れ形見
- 豪腕デストロイヤー
- 都会系知的男子
- 荒野に香る野性の魅力
- 喧嘩上等乱入歓迎
- 加護を受けし英雄
- ゆうしゃ
表記揺れ
外部リンク
- 旅立ちの決意 - 公式サイトで公開されている短編小説。本編の前段階に当たる話で、4章仕立て。