曖昧さ回避
人名・キャラクター名
- ゲーム『ディバインゲート』の登場キャラクター。
- ゲーム『夢職人と忘れじの黒い妖精』の登場キャラクター。 ⇒ ファズ(ゆめくろ)
- ゲーム『ラストランカー』の登場キャラクター。 ⇒ ファズ(ラストランカー)
エフェクターのファズ
割れた音を出す歪み系のエフェクター。
ファズ(fuzz)は「毛羽立った」の意の英語。
倍音成分が多く含まれた、潰れたような深い歪みが特徴。
バイポーラ・トランジスタの増幅回路により音を歪ませるが、同じ歪み系のオーバードライブやディストーションとは違った独特の音となる。
- 1950年代にはエレキギターで歪んだ音を出すため、真空管アンプをオーバーロードさせる、スピーカーのコーン紙に不規則に穴を開けるなどの試みが行われていた。
- 1960年、グレン・スノッディーが回路設計を手がけた世界初のファズ・ペダル「ファズ・トーン」がマエストロ社から発売された。トランジスタはまだシリコンではなくゲルマニウムで、中低域を強調したウェットなサウンドが特徴。ローリング・ストーンズの『サティスファクション』などでそのファズ・サウンドが聴ける。
- 1966年、アービター社(現在はジム・ダンロップ社が所有)のファズ・ペダル「ファズ・フェイス」が発売された。ギターのヴォリューム・ノブに繊細に反応するのが特徴で、ジミ・ヘンドリックスなどの使用で知られる。
- 1971年、エレクトロ・ハーモニクス社は自社のオーバードライブ・ペダルにディストーション回路を搭載した「ビッグ・マフ」を発売したが、今日ではファズに分類されている。
- 1980年代には扱い易いオーバードライブやディストーションが歪み系エフェクターの主流となり、ファズは使われなくなったが、1990年代にジーベックス社が発売した制御用ツマミを設けた「ファズ・ファクトリー」により再び注目を集めるようになった。
- 1997年、ローランド社が開発したシリコン・トランジスタ仕様のファズ・ペダル「BOSS FZ-3」は安定した動作と高域を強調した乾いたサウンドで、終売となった現在も人気が高い。
関連タグ
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