テンセント
てんせんと
中国のゲーム会社。「BATH」の一角。
概要
テンセント(腾讯、Tencent)は、中華人民共和国広東省深圳市に本拠を置く、付加価値サービスとオンライン広告サービスを提供する投資持株会社。インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。
売上高では世界最大級のゲーム会社であり、アプリの収益は2017年に世界一を誇り、アクティビジョン・ブリザードやユービーアイソフトなど他のゲーム会社の大株主でもある。創業者の馬化騰はアジア1位の富豪にもなっており、時価総額ではアジア最大の企業だったこともある。2017年にはアジアの企業で初めて5000億ドルを突破し、フェイスブックを超えてApple・グーグル(親会社のアルファベット)・アマゾン・マイクロソフトといった世界五大企業に入っている。このうちグーグルとはクロスライセンスで提携している。
代表作「王者栄耀」(英名:Honor of Kings/日本語名:伝説対決)は2017年に収益世界一を記録し、それ以後もカジュアルゲームプラットフォームを作っている。「League of Legends(LOL)」で有名なライアットゲームズもテンセントの子会社である。また、メッセンジャーアプリ「WeChat」の運営も行っている。