概要
「思春期と男子校!?と中野くん」とは、月刊ブシロードにて連載中のマンガ作品である。
作者は東385。ジャンルはドタバタ学園コメディ。
ひょんなことから新設の男子高校に入学した中野くん。しかしそこは、自分以外のクラスメイトは、全員男装した女子という学校だった。
舞台
新設された男子高校が舞台。
中野以外の生徒たちは全員、のっぴきならない理由で男装している女子生徒である。
登場人物
※作中において、中野くんはクラスメイトが女子であることに気づいていません。
※また、男装女子たちも、自分以外(中野を除く)が女子である事にも気づいていません。
- 中野創(なかの はじめ)
本作品の主人公および作中で唯一の男子。可愛い女の子が大好きという思春期真っ盛りな男子高校生。
当初は女子制服が可愛い高校に入学するつもりだったが、「女子にうつつを抜かしすぎ」という理由から、彼の母に止められてしまう。
最初は反論したが、母の「成績トップで卒業できれば、ミスコンで有名な大学への入学を許可する」という条件を呑み、男子校に入学した。
他のクラスメイトが女子という事に気づいておらず、クラスメイトの可愛い仕草に「自分は男女問わずときめいてしまう人間なのか!?」と混乱し、しばしば奇行に走る。
- 桜井春男(さくらい はるお)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は春(はる)
背が低く、おどおどした性格。
本人曰く弱い自分が嫌で、男子校に入学したとのこと。
手芸部に所属しており、その腕前はなかなかのもの(手芸部顧問曰く、「全国手縫い選手権優勝も夢ではない」とのこと)。
女子だとばれない様に、普段は胸に包帯を巻いている。
- 森上雄二(もりがみ ゆうじ)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は縁(ゆかり)
中野とは正反対のマジメな性格。
「中野にジロジロ見られた時」や「中野に触られた時」に、しばしば中野に対して(暴力的な)ツッコミを行う。
弓道部に所属している。妹がいる。
- 柊実(ひいらぎ みのる)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は稔(みのり)
運動も勉強もできる天才肌。中学時代は部活の成績トップだったという。
だがそれ故に、周りから過度な期待をされたり、レギュラー争いで大変な思いをして苦労したらしい。
そのことから高校では部活に入らないことにしている。
モブ女子キャラに「キャーキャー」と騒がれるほどの顔が良い。
- 柏木良(かしわぎ りょう)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は良子(りょうこ)
クラスで学級委員長を務めている。
親が華道の先生をしており、その影響で部活も華道部に所属している。
- 鬼頭剛(おにがしら つよし)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は静代(しずよ)
彼女も女子だが、「巨漢」という言葉が似合うほどの屈強な肉体を持っている。柔道部に所属。
可愛い物が好きで、みっぴーちゃんグッズを集めている。
- 神野聡(じんの さとし)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は聡美(さとみ)
演劇部に所属している。
中野曰く、「クラスの中で神野が一番趣味が合う」とのこと。
中学時代は、休日はメイクして出かけていた。
- 山梨みつる(やまなし みつる)
中野のクラスメイトの、男装した女子。本名は みつこ。
主にBL系のマンガが好きなオタク。マンガを読んでいるうちに男子校への憧れが出て、入学した。(今のところ、桜井を除けば、男装女子たちの中で唯一、男子校に入学した理由が明白なキャラである)
将来の夢はマンガ家で、部活も漫画研究部に所属している。
余談
本作品は、2016年に東385先生により発行された「リスキー×ハーレム」が元になっている。
商業連載にあたり、タイトル及び設定の一部が変更された。