絶滅
ぜつめつ
絶滅とは一つの生物種の個体が全て死んでしまうことである。
ある生物種の個体が全て死に絶えたことでその個体が存在しなくなることを指す。
原因は様々であるが、近年絶滅した、または絶滅の危険がある(絶滅危惧種)生物の場合、人為的な原因であることが多い。
絶滅危惧種はレッドデータブックに記載され、保全の取り組みが行われることになる。
また個体そのものの絶滅ではないが野生の個体がいなくなることを野生絶滅と呼ぶ。
すなわち飼育されているもののみという状況であり日本のトキなどがいい例である。
絶滅の判断というのは難しく、「野生個体」及び「飼育個体」が全て死んでしまった段階で絶滅という定義はあるが、そもそも「野生に一匹もいない」ということを容易に証明出来ないため、絶滅したと考えられていた個体が、後に生存を確認されることもたまにある(シーラカンスなど)。