概要
初登場は『ドラゴンクエストⅡ』。霧というかガスのような姿をしたモンスターで、ドラゴンクエストシリーズにおける元祖エレメント系のモンスターである。小説では、ムーンブルク城でモンスターに殺された人々の魂がモンスター化してこのような姿になったらしい。実体がないためか、守備力が高くマホトーンも唱えてくることもある。しかし、攻撃力は低い。
ギズモと性質が被っているからか、かなり初期のモンスターなのにその後は全く再登場を果たせなかったが、ドラクエ11でようやく再登場を果たした。その上、ストーリーでは中ボスポジションの個体も出てくる等今まで出番が少なかった鬱憤を晴らすかの如く、やけに優遇されている。
更にその後イルルカSPにも登場。結構でかかった為か、メガボディで出演している。
スモーク系のモンスター
ガスト
モンスター化した紫色の霧。通常攻撃の他にマホトーン、ラリホー、マヌーサといった呪文を使ってくる。リメイク版ではMPがたったの5にされてしまった上に、オリジナル(FC版)では無効だったマホトーンに耐性がなくなったため、大幅に弱体化した。
ダイの大冒険では魔影軍団に属する魔物として登場。
ブラッドミスト
ドラクエⅪで追加された最上位種。紅に染まった霧をまき散らしながら我が身を顧みず戦う殺戮の化身と言われており、血煙を思わせるような色合いで不気味で不吉な姿をしている。
「しゃくねつのほのお」を吐くほか、自分たちの守備力を1段階下げる代わりに攻撃力を2段階上げる「すてみのきり」も使う。