キンバリー(ストリートファイター)
きんばりー
CV:東山奈央
プロフィール
身長 | 168cm |
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体重 | 61kg |
好きなもの | 音楽(80's)、スニーカー、グーゴル数 |
嫌いなもの | 感動系の映画 |
概要
キンバリー(kimberly)とは、ストリートファイター6から登場したキャラクター。
武神流第39代目伝承者・ガイの押しかけ弟子。
ごく普通の家庭に生まれながら、学生時代は超優等生で大学を飛び級で卒業した。
80年代のポップカルチャー好きだったり忍者を志す等の変わり者で、武神の文字が入った服を襷掛け風に纏め、有線イヤホンを繋げたポータブルカセットプレーヤーを身に着けたまま戦う。
スプレー塗料を携帯しており、武器としても用いる。
キャラ発表当時の反応など
前作から続く洋ゲー寄りのキャラ造形・グラフィックに抵抗を示す声が一定数あったが、キンバリーが発表された途端、それまでの不満が爆発するかのように炎上した。
北米市場における格闘ゲームのプレイ人口が白人よりも黒人が多いというデータを受け、初のアフリカ系アメリカ人女性として制作され、黒人特有の筋肉の伸び方を研究したモデリングを行ったと語っている。メインターゲットの黒人層にはウケたようだが、白人層や日本にはかなり不評となった。
キンバリー自体は愛嬌があるニンジャ娘としてデザインされているが、トレーラー映像で公開されたゲーム中のキンバリーは典型的なネグロイド系であり、拒否反応を示す視聴者が少なくなかった。
格闘ゲームを生業としているプロゲーマーの中にも、映像を見て思わず「かわいくない」と口走ってしまった人もいるほど。
ツイッターでは「キンバリー」の検索候補に「ブス」が並んでしまい、同名の人物や施設などに風評被害が発生している。
近年ではポリティカル・コレクトネスの配慮により女性キャラを美女・美少女として描くことを避ける風潮もあり、それらに対する不満もあって「ポリコレに屈した」などと評されている。
また「ごく普通の家庭出身で大学を飛び級で卒業」という盛りすぎな設定と「スプレー缶を使用する黒人忍者」というキャラ造形に接点がなく、取ってつけたようだと非難されてもいる。メインターゲットでもある黒人層に「スラム街」や「貧困」とネガティブなイメージにならないように配慮しすぎたあまりに設定やバックストーリーばかりがチグハグなものになってしまった感は否めない。
スプレー缶を使用する技名が、一文字足せば暴言に繋がりかねない「細工手裏剣」であることは制作陣の配慮が足りないという声もある。
他社の同ジャンルのゲームにスプレー缶を使用する色黒女性が既に登場していたこともあり、図らずも比較対象にされてしまっている。
加えて「武神流」を名乗ったことで、武神流キャラの登場枠を潰したと批判されている。
特に武神流の女性キャラなら『ストリートファイターZERO3↑↑』を最後に出番が遠退いている源柳斎真紀が存在しており、彼女のファンから厳しい目で見られることは避けられないだろう。
(皮肉にもYouTube上で今作のイメージに合わせた真紀のファンアートが確認されている。)