瀬戸海月
せとみつき
概要
音楽家の家系に育ち、非常に論理的で計算されたDJプレイを得意とする。常に完璧を追い求めており常に現状に不満を抱いている。道理に反することや整理整頓されていないことが嫌いであり、火凛の怠惰ぶりには怒りながらも世話を焼いてしまう。
実は零奈の双子の姉(二卵性双生児)であり、瀬戸は母方の姓。高名なピアノ奏者であった母親の才能を受け継ぎ幼少から天才的な才能を見せる。小学校の音楽発表会で自身のピアノ演奏には退屈な反応をしていた同級生が零奈が披露したDJプレイには熱狂したという一件から、零奈に対するコンプレックスとDJに対する敵対心を抱くようになる。
海月の演奏の奥に潜むどろどろとした感情に目を付けた火凛によって電音部に勧誘される。
人物
海月の羨望
海月の外見が発表された際に添えられていた彼女のキーワードは「羨望」であるが、電音部ノベルにおいてその内容が明らかになった。海月は零奈の才能に嫉妬していたのだ。零奈には人を感動させる才能がある。しかし、海月にはそのような才能は無く、理論を立て、学習し、ひたすら練習することによってやっと肩を並べることができる。そして、そうした努力が天賦の才能に勝ることを示すために、零奈に勝つ必要があったのだ。
他のキャラクターとの関係
シブヤ電音部のNo.1。海月を電音部に引き入れ、新しい服装を与え、DJを教え、零奈と引き合わせた人物。海月のことをしばしば可愛いと言っている。また、だらしない火凛を世話することが多い海月をお母さんと呼んだことがある。
シブヤ電音部のNo.3。海月によく懐いており、彼女を家に招待したことがある。また、自由奔放なルキアを叱ることが多い海月をお母さんと呼んだことがある。
アキバ電音部のセンターにして海月の双子の妹。海月に憎まれてもめげずに想いを伝え続け、海月と和解することができた。その後は度々海月と連絡を取っているようだが、海月は距離感を測りかねている。
