閉じ師
とじし
アニメ映画『すずめの戸締まり』に登場する用語。
かけまくもかしこき日不見(ひみず)の神よ
遠(とお)つ御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ
久しく拝領つかまつったこの山河(やまかわ)
かしこみかしこみ 謹んで────
お返し申す!
概要
人々のいなくなってしまった場所に開く「災いの扉」を閉めることを使命とする特別な存在。扉の向こうから来る災いを阻止するために、その扉に鍵をかけて災いを封じ込めている。
物語の冒頭で登場する宗像草太は、代々閉じ師の仕事を生業とする一族の末裔(まつえい)であり、彼自身も日本各地に現れる災いの扉を閉めるために全国を旅して回っている。