チェソマンガ日和とは?
実は、藤本タツキ先生の読切「佐々木くんが銃弾とめた」が審査員特別賞を受賞した時の審査員は増田こうすけ先生なのである。
ギャグとホラーは表裏一体とはよく言ったもので、実際、タツキ先生作品のギャグは、ギャグマンガ日和のそれに通ずるシュールさがある。
コベニが何度もこけてその度に死人が増える話なんかは、タッチさえ変えればギャグマンガ日和になりそうなくらいだ。
そんな親和性を両作品に見出したため、混ぜてみようと思ったのがきっかけの一つ。
もう一つのきっかけは「なめられ岸辺」という題を思いついたことである。どうしても読みたくなったので、自分で描いてみました。
↓
ちなみに、タツキ先生と増田先生の他の共通点としては、両先生ともに、マキシマム ザ ホルモンのリスナーなことが挙げられる(タツキ先生は雑誌のインタビューで、増田先生は単行本の作者挨拶ページで言及)。
チェソマンガ日和を細々と描いている私、SUNもホルモンの大ファン、通称腹ペコなので、どこか運命的なものを感じずにはいられないのである。