砂山次郎
すなやまじろう
夏川草介作の日本の小説「神様のカルテ」シリーズに登場する外科医。
「よお、また大当たりだったんだってな。」
人物
神様のカルテシリーズに登場する外科医で、主人公栗原一止の同期。
熊を思わせるような大柄の体格と、太陽によく焼けた肌の持ち主。性格は、明るく前向きで一止から皮肉を言われようがへこたれない性格をしている。
よく一止などに「砂山ブレンド」と呼ばれるコーヒーを作るのだが、味はとてつもなく不味いらしい。実際に飲んだことのある一止によると、「苦いのだか、甘いのだかよくわからない」、「胃潰瘍になる」、「なけなしの元気まで持ってかれる」とのこと。
同じ病院に勤務している看護師の水無陽子に惚れており、彼女のことを一止などの前では「水無さん」と呼んでいるが、自分と彼女とは釣り合わないと思っている。(ちなみに、肝心の水無さんだが、後のエピソードで実は彼女も砂山に惚れていたという事が明らかになった。)
一止の将来を心配しており、大学から彼にスカウトがあった際には「お前の将来のためにも行ったほうがいい」と真剣に言っていた。
劇場版では設定が若干異なっており、一止の先輩として登場した。そのため、一止も「砂山さん」と呼んでいた。
経歴
本編より6年ほど前、一止と共に信濃大学医学部を卒業、その後本編より5年前に本庄病院に外科医として勤務(劇場版での経歴はよく分かっていないが、一止の言葉からして本編より6年前から勤務していた可能性が高い)