「医師の話ではない。人間の話をしているのだ!」
プロフィール
人物
本庄病院に勤務して5年目の内科医。彼が当直の日はなぜか救急外来が普段の倍になるため、看護師などからは、「引きの栗原」と呼ばれている。夏目漱石を敬愛しており、彼を「漱石先生」と呼んでいる。その影響なのか、喋り方がやや古風。 (例)妻→細君
そのため、周囲の人間からは変人と思われており、本人も気にしている。
妻であり、山岳写真家の栗原榛名とは互いを「ハル」、「イチさん」と呼びあっており、彼女が淹れたコーヒーを世界で1番うまいコーヒーと言うほど溺愛している。(ちなみに、同じ病院で勤務している看護師の東西直美が淹れたコーヒーは世界で二番目にうまいコーヒーとのこと。)普段は榛名と共にボロアパート「御嶽荘」の桜の間で暮らしており、同居人の「男爵」などからは「ドクトル」と呼ばれている。
同じ病院で勤務している外科医の砂山次郎と血液内科医の進藤辰也とは、信濃大学医学部の同期。砂山のことは、「恐竜」や「怪獣」と呼んでいる。進藤辰也とは、「神様のカルテ2」で再会したものの、彼のあまりの変わりように困惑していた。
患者に対して真摯に向き合っているものの、患者に肩入れし過ぎているところがあり、それが原因で第一作目で自分に大学病院からスカウトがあった際には、患者を置いたまま行っていいのかと迷ったこともあった。
経歴
本編より6年ほど前、信濃大学医学部を卒業、その後「本庄病院」研修医として勤務した後、5年前より内科医として勤務。
本編より3年前に榛名と出会い、1年前に結婚。