栗原榛名
1
くりはらはるな
夏川草介作の日本の小説「神様のカルテ」シリーズの登場人物で、本作のヒロインである。(メイン画像右)
「おかえりなさい、イチさん」
旧姓は「片島」
主人公、栗原一止の妻で、彼からは「ハル」と呼ばれている。山岳写真家の仕事をしており、世界中の山々の写真を撮影している。一止のことを「イチさん」と呼んでおり、彼の心の支えとなっている。普段は一止と共にボロアパート「御嶽荘」の「桜の間」で暮らしている。
両親が幼い頃に他界し、その後遠い親戚のもとで幼少期を過ごしていた。
御嶽荘の住人が見惚れるほどの美人で、「男爵」や「学士殿」、「屋久杉君」からは「姫」と呼ばれており、一止からも「最高の妻」と言われている。その一方で、華奢な体であるにもかかわらず、重さ約10キロ以上の撮影器具を担いで4000m級の山を登るなど、体力もある。
また、一止の病院で患者が亡くなった際にはその事を聞かずとも察するなど、勘も良い。
本編から3年前に、北アルプスの写真を撮るために「御嶽荘」を訪れた際に一止と出会う。本来であれば、北アルプスの写真を撮影した後に帰る予定だったが一止に引き止められ、そこからお付き合いを始め、1年前に結婚した。
コメント
コメントはまだありません