概要
本作の舞台である巨大な縦穴「アビス」に入る冒険家たち。
アビスの周辺には探窟家達が拠点を築き、それがオースの街となっている。
探窟家のランク
オースの探窟家は組合があり、力量や実績に合わせてランク分けされている。
首から下げる笛の色に合わせて階級の呼称がありランクごとに潜れる深さの制限「限界深度」がある。
低ランク(限界深度の浅い)から順に、見習いの赤笛(一層まで)、一人前の蒼笛(二層まで)、師範代の月笛(四層まで)、達人の黒笛(五層まで)、英雄の白笛(制限なし)となっている。
ただし、外国の探窟家はこのランクに縛られる訳ではなく、規定を破って降りている探窟家も少なくない。
探窟家の行動や素行によっては笛の降格も十分にあり得る。
ちなみに、探窟家が笛を持つようになった理由やその歴史は[ゲーム版>メイドインアビス_闇を目指した連星]にて言及されている。
探窟家の生活
低いランクであれば年端も行かない子供でもなることができ、ベルチェロ孤児院はローティーンの子供達を見習い探窟家扱いでアビスの周辺で大人の指揮のもと軽度の探窟作業をしている。
深度の浅いエリアで見つかる遺物はそれほど高値にはならないが、深いところで見つかる遺物の中には国家レベルを揺るがすものもあり、貴重な遺物を持ち帰るなどすると国からの恩恵も大きい。
蒼笛以上の探窟家ともなるとチームを組んで潜ることも多い。
しかし二層より下は環境も厳しく危険な生物も多く、深く潜るほど上昇負荷のリスクも高い。
また、発見した遺物の所有権を巡って他国からのチームと抗争になることもある。
このためチームのほとんどが死亡する事態になることもある。
このような苛烈な場所で生き抜くためか、最上級の白笛ともなると人格的にはかなりの曲者ぞろいとなる。
深界六層以降行きは「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれ、その負荷が死に及ぶため帰還は不可能である。
このため、必然的に生きていたとしてもアビスの奥底で一生を終えることになる。
探窟家・探窟隊の名称
一部の黒笛以上の探窟家には二つ名が与えられる
探窟家
仮設置