腹ペコ王(はらぺこおう)とは、『Fate』シリーズのセイバーことアルトリア・ペンドラゴンのことを指す。
体は米で出来ている。右手に箸で、左手は茶碗。
幾度の食事を重ねてなお空腹。ただの一度も満足はなく、ただの一度も満腹にならない。
彼の者は常に独り卓袱台の横で食料を強請る。
故にその生涯に食は欠かせず、その体は、きっと米で出来ていた。
常に腹を空かせている騎士王なので、「腹ペコ王」と呼ばれるのに時間はかからなかった。
魔術師として未熟な衛宮士郎の魔力供給を食事によって補うというのが大義名分。
しかし、「士郎、お腹が空きました」の台詞に象徴されるようにいくらなんでも食べ過ぎに見え、食に対する拘りも伺える。
『Fate/Zero』ではそのような描写が皆無なことから、やはり士郎の魔力供給が不足していた様子。