アントン・シガー
あんとんしがー
映画『ノーカントリー』に登場する殺し屋にしてシリアルキラー。
コインに命を賭けたことがあるか？
概要
アントン・シガーとはあまりにも怖すぎる殺し屋である。映画ノーカントリーの悪役という立場であるが、あまりにも強烈なそのキャラクターで、完全に主役を食って視聴者に強烈な印象を残した。
マフィアの金を持ち逃げした主人公モスを追う殺し屋として登場し、結果として出会った人間のほとんどを殺害する。無関係の人間もコイントスして殺すかどうか決め勝手に行った賭けに負けたら容赦なく殺し、挙げ句に自分を雇ったマフィアのボスまで殺害するサイコパスっぷりを発揮する。
依頼で対象を殺す場合は、家畜屠殺用のボンペピストルを用いて鍵を破壊して侵入し、サイレンサー付きの銃(劇中ではレミントン M11-87やTEC-9などを使用していた)を用いて正面から始末していく。
ほとんど表情も変えずに作業的に殺していく様は人間味が全く無く、実際に主人公モスはアントンに対して「奴は何者だ？ 死神か？」と恐怖の色を見せていた。
