東映が製作しテレビ朝日系列で放送していたテレビ刑事ドラマ。スペシャルを含め、全444話制作された。
出世の見込みがない警察官の溜まり場である山手中央警察署刑事課の「やっさん(安さん)」こと安浦刑事が、強い正義感と温かい心で、犯罪に苦しむ人達の事を常に考えながら捜査に当たっていく姿を描くものである。拳銃の携帯や発砲、格闘シーンがほとんどなく、概して「捜査を通じて、犯罪の裏にある人間の弱さ・愚かしさを的確に見抜く」様が描写される。
開始時のキャッチコピーは「刑事にも人情がある。犯人にも事情がある。」。元国家公安委員長白川勝彦は、渋谷で違法不当な職務質問を受けた際、「これからの警察は安浦のような警察官を育て大事にしなければならないのに何事か」と関係者に説諭する。
テレ朝の夕方再放送枠のエースとして長きに渡り君臨してきた再放送のエース。ライバルはもちろん水戸黄門。