概要
序盤から行けるエリア『地下墓地』を支配するボスキャラクター。
六本の腕を持つ異形の姿と、胸から肩にかけて装備した三つの仮面が特徴的な屍術士。ぼろ布のような黒いマントを纏っており、その内側の肉体がどうなっているかは不明。
地下墓地最深部の住処に潜んでおり、そこは多数の書物が山積みにされているほか、大量の骸骨が天井から吊るされ、死体を使った実験を行っていたと思しき作業台が存在するなど、異様な空間と化している。
本作のボスキャラの中でもかなり情報が少ない存在であり、「墓王の力を盗んだ」ことは明かされているが、具体的にどのような力を盗んだのか、盗んで何を企んでいたのかはハッキリしていない。地下墓地内にいる他の屍術士は人間の姿をしているが、地下墓地の王であるらしい三人羽織だけが異様な姿をしている理由も不明である。
撃破すると「注ぎ火の秘儀」が手に入り、篝火への注ぎ火(人間性を消費してエスト瓶の使用回数増加)上限が強化。エスト瓶が最大20回使用可能になる。そのため早めに倒しておきたいが、『地下墓地』自体が難度の高いエリアであり、エリア間ワープが解放されるまで地上(火継ぎの祭祀場)に戻る事が困難という難点もある。
次エリアにあたる『巨人墓場』ではモブ敵キャラとして数体登場する。
攻略
手にしたランタンから大小二種類の火炎弾(小型のものは発生が早く、大型のものは出が遅いが追尾性を持つ)、あるいは火炎放射を放って攻撃してくる。基本的に積極的な攻撃を仕掛けては来ず、亡霊のようなふわふわとした動きでステージ内を逃げ回り、攻撃を受けると姿を消して遠くへ瞬間移動する。
瞬間移動後は自らの分身を召喚し、連携攻撃を仕掛けてくる事が多い。放置しているとボス部屋中が分身だらけになってしまうが、分身の最大数は9体であるほか、分身は一発でも攻撃を当てれば消滅するのでこまめに消していけば問題ない。
HPが残り3割程度まで減ると、出している分身を一度消した後、同時に8体の分身を召喚する。下手すると火炎弾の十字砲火を浴びてピンチに陥るが、ここまでくれば本体を集中攻撃してトドメを刺す事は容易い。防御力が低いので、分身を出す前に倒してしまう事もしばしばである。
三人羽織にとっては切り札的な技だったらしく、以降は分身を出さなく(出せなく)なるので、一度切り抜ければ勝利はほぼ確定する。
関連装備
父の仮面、母の仮面、子の仮面
三人羽織が身に着けている仮面。撃破後にいずれか一つが手に入る。
どれも防御力は低いものの、父の仮面は装備重量が5%、母の仮面はHPが10%、子の仮面はスタミナ回復速度が上昇する特殊効果を持つ。