ハリー・ライム
はりーらいむ
漫画「キャプテンキッド」の登場人物の1人。
概要
牧師を兼業した賞金稼ぎ。元は名門貴族の御曹司で、本名はハインリヒ・フォン・シュトロハイム。幼くして母が暴徒と化した領民に惨殺されてしまい、さらにその後父も賊に殺されてしまい、その復讐のため、家名と剣を捨てて賞金稼ぎ・ハリー・ライムとなったていう経緯の持ち主。
父親殺害時に暗がりで見た加害者が隻眼に頬傷の男だったことから、キッドの養父:フランシス・ドレイクだと思い込むようになり、フランシス・ドレイクの死後は、息子のキッドを父親の仇として付け狙っていた。 初登場回終盤でキッドとの対決中に真犯人が発覚し復讐を果たせたことからキッドと和解し、彼の一家に加わる。
普段はモーゼルM1896(銃)で戦う凄腕のガンマンだが、彼の真髄はレイピアとマンゴーシュの組み合わせで戦う剣技にあり、シュトロハイム家に代々伝わる一対の聖剣クルセイダーズには破魔の力が宿っている(ただしこの剣はハリーにとって民衆が母親を殺害した際に用いた凶器でもあり、愛憎入り混じる因縁の武器だ)。