余談
元ネタとなった大淫婦バビロンの原典である『ヨハネの黙示録』には、マザーハーロットという言葉は直接的には登場しない(強いて言うなら『娼婦たちの母(ザ・マザー・オブ・ハーロッツ)』という称号がそれに相当する程度か)。
マザーハーロットという名称を明確に「大淫婦バビロン」と結びつけて用いたのは、女神転生シリーズが初出である。
というよりここで語られている大淫婦バビロンとローマ皇帝を関連付ける伝承自体が女神転生シリーズオリジナルでありそれより以前の出展はない。
なお、元ネタの女神転生シリーズの解説によると男性のローマ皇帝を淫婦扱いするという蔑称も含まれているのだが、女性のネロではあまり意味は