概要・特徴
LiLiTH作品の中で、珍しく一貫性がある監獄戦艦。
常に模倣した作品が透けてみえるのがLiLiTHの特徴であるが(本作は某ロボットアニメ)、
設定を詰め込みすぎず、シンプルに収めた本作が(売り上げ的にも)優れているのは言うまでもない。
後々に本作の設定を模倣し、設定を詰め込んだ「カーラThe Blood Lord」の白々しさと比べると、
続編の制作に移らない理由は何なのかと疑問が浮かんでしまう。
繰り返す形になるが、設定のみであれば最高傑作といっても差し支えは無い。
本作は、洗脳と改造を繰り返し、ヒロインを調教するSF作品である。
昼は知的人をそのものであるヒロインが、夜になると慰安任務に励む。
そのギャップは、シナリオを読み進めたくなる大きな要因となっている。
Hシーンもプレイ内容に緩急をつけるよりもヒロインの反応を変える事で、エロさを増している。
対魔忍シリーズにない要素が、監獄戦艦には確かにある。