概要
コンピュータゲームの用語。画面上に指示が出た直後にプレイヤーがアクションを起こし、その成否で展開が変化する方法。
多くの場合、画面に押すボタンやスティックを倒す方向が視覚的に表示され、制限時間内に正確に入力できたか否かで異なる展開になる。
古くは、『ドラゴンズレア』に代表される、レーザーディスク (LD) に記録された映像を利用した「LDゲーム」というジャンルが登場した。
その後、『ダイナマイト刑事』などQTEを効果的に使用したゲームが登場し、1999年にはドリームキャスト用として『シェンムー』が発売される。『シェンムー』では、今日一般的に見られるような形でのQTEが導入された。
バイオハザードシリーズ等のアクションゲームでは、ムービー中に強制発生することがあり、成功すればそのまま先に進めるが、失敗=即死亡というシビアなものも多い。
ムービーをずっと見続けていると退屈・苦痛に感じられてくる為、その中にQTEを挟むことで緊張感が生まれ、メリハリを付けられるメリットがある一方で、慣れないうちは何回もリプレイを強いられることになり、賛否両論である。
そのうえ近年では、ゲーマーからシステムが古臭いと不評気味である。