じょしらく
じょしらく
概要
女子落語家たちの楽屋での会話や日常を描いた漫画である。
タイトルは「女子落語」の略だと思われるが本編では落語はほぼせず内容のほとんどが会話劇となっている。原作者がさよなら絶望先生の久米田康治なだけあって、「差しさわりのない会話」と称しつつ社会風刺ネタが散りばめられている。
単行本1、2巻では原作者久米田康治オリジナルの落語を声優が話す「落語CD」が付属する特別版も販売された。
主な登場人物
(CV:落語CD/アニメ)
作中で明らかとなっているのは亭号のみであり本名は不明。
蕪羅亭魔梨威(ぶらてい まりい)
通称:マリーさん
特徴:赤髪ロング
名前の元ネタは「ブラッディーマリー」と思われる。乗せられやすいためよく他の四人にいじられている。第一話が掲載された別冊少年マガジンの表紙を飾ったり、出番が多かったりと始めは多くの人間が彼女を主人公だと思っていたが、後に原作者である久米田康治へのインタビューで防波亭手寅が主人公だと明言された。丸京いわく「体系は子供」とのこと。
波浪浮亭木胡桃(はろうきてい きぐるみ)
通称:キグちゃん
特徴:金髪ショート
名前の元ネタは某猫+「着ぐるみ」だと思われるが、詳しく追求しないほうがいいかもしれない。周囲の期待に応えるために天然を演じているが、実は腹黒い部分も…というキャラだったが最近では腹黒設定が消え普通の天然少女になっている。他四人に比べると比較的まじめに落語の勉強を行っている。好きな音楽はヘヴィメタル。
防波亭手寅(ぼうはてい てとら)
通称:テトラ
特徴:茶髪ポニーテイル
名前の元ネタは「防波堤」+「テトラポッド」と思われる。初期の頃はこれといって目立った特長が無く地味な印象だった。原作第十二話で「彼女だけは被害を受けない」という設定が付いた。それ以来、ツッコミはほとんど行わなくなり、かわりに話の展開や話を引っ搔き回す立場となった、が最近はまた普通にツッコむようになった。空琉美遊亭丸京とは幼馴染である。
空琉美遊亭丸京(くうるびゆうてい がんきょう)
通称:ガンちゃん
特徴:緑髪ショート、眼鏡
名前の元ネタは「クールビューティー」+「眼鏡」の二文字の音読みからだと思われる。話の導入や繋ぎ、オチ、さらには色気ネタをも担当することもあるオールラウンダー。腕っ節が強く、マリーと喧嘩をしてもパンチ一発でねじ伏せる程。私生活では眼鏡を外し、ゴスロリ系の服を着ている。巨乳。防波亭手寅とは幼馴染で、彼女のことを「テト」と呼んでいる。
暗落亭苦来(あんらくてい くくる)
CV:後藤沙緒里/同左
通称:くくる
特徴:黒髪ロング
名前の元ネタは「安楽死」だの「(首を)くくる」だの「暗くて(暗落亭)暗い(苦来)」だの諸説ある。いわゆる鬱キャラでたびたびネガティブな発言をしたり、心の痛み止めの薬を常備していたりと普段からかなり病み気味、と思いきやマリーをいじめて楽しんだり芸術に没頭してうっとりという一面もある。アニメのEDでは何があったのかやたらスタイリッシュな動きをしていた。何気にこの五人の中では一番の常識人である。