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1 概要2 関連イラスト3 関連タグ4 外部リンク傀儡は、「ぐくつ」「かいらい」とも読み、歌などに合わせて舞わせる「操り人形」のことである。
または、平安時代以降に集団で各地を漂泊して、男は人形回しや曲芸などを演じ、女は歌を歌ったり売春を行ったりしていた芸人である「傀儡回し」自体のことを指す。
由来は、殉死者の代用物である明器とも、追儺の日に黄金四目の面に熊皮を被って玄衣朱裳の身ごしらえをして戈と盾を手に悪鬼を追う「方相面」とも言われている。
そこからの比喩として、表立っては独立しているが実際は他者の手先となって思いのままに利用されている人物や組織としても用いられており、ディストピアの社会では顕著である。