叶葉

かなは

ライトノベル「エスケヱプ・スピヰド」のヒロイン。メイン画像の茶髪の女性。

概要

　元女中の少女。空襲の被害を避けるため20年間冷凍睡眠に入り、目覚めてから復興作業の手伝いをしている。傷つき眠っていた九曜を目覚めさせ、暫定司令となった。

　垂れ目で、長い髪を後ろで三つ編みにしている。その髪は仔犬の尻尾に喩えられる。サバイバル装備は万全。

　優しく仲間想いであり、人の役に立つことを生きがいとしている。料理をはじめとした家事が得意。戦闘能力はないに等しく一見気弱そうだが、これと決めたときの意思の強さは鬼虫最強の竜胆も認めるほどである。

　命の恩人にして部下である九曜に対しては、憧れのような気持ちを抱く一方、彼が仲間たちとあまり交流しようとしないことを案じ兵器である彼に人間同然に接していた。やがては特別な想いを抱き、彼が決死の戦いへ臨む時は必ず帰ってくるように命じた。

　壱巻の終わりでは八洲を見て回るため、九曜を伴って旅に出た。

　身寄りがなく、色街に売られていたところを身請けした『伍長』には大恩を感じている。