アイゼナッハ
あいぜなっは
「銀河英雄伝説」の登場人物。フルネームはエルンスト・フォン・アイゼナッハ。沈黙提督の異名を持つ。
人物
ローエングラム陣営の主要提督の一人である(最終的に元帥)。極端に無口で「沈黙提督」の異名を持つ。
原作では中盤まで出番はなく、後方支援や撹乱の任務についていたとされる。本格的な出番はマル・アデッタ会戦以降となる。ラインハルトの信頼も厚く、ラインハルトの人事に異を唱えることもあるオーベルシュタインからもその人事を薦めたとされる。
極端に無口なせいで気難しい・厳格な人物と周囲に見られていた。従卒の幼年学校生が合図を間違えてコーヒー2杯を出した際(本来は指を2回鳴らせばウィスキー)には何も言わずに2杯とも飲んだという逸話がある。
ローエングラム陣営の上級指揮官においては数少ない既婚者で、ケンプ亡きあとは唯一の妻帯実子持ちとなる。同僚達はどのようにして夫人を口説いたかと頭を悩ましている。
時系列的にそれらより早い外伝において、補給艦の艦長をしていたころには既に「沈黙艦長」の異名で呼ばれている。