こうして私は 化け物になった
概要
中村すすむによる漫画作品。コミックDAYSで2022年1月29日から連載開始、単行本はマガジンエッジKCから発売されている。2023年12月時点で既刊4巻。
あらすじ
解き放たれた、私の中の凶暴性。
貴方の中の“悪意”が目覚める、衝撃のサスペンス!!
優等生で、先生からの信頼も厚い女子中学生の神城千夏。友達とも仲良く、誰のことも嫌いになんてならない幸せな日々を過ごしていた…はずだった。しかし、千夏は気づいてしまった。担任の塚田のことが嫌いだと、周りに対してとてもいらいらしていることを。フタをして、見ないふりをしていた自分の気持ちを自覚した時、千夏の中にいた“化け物”が暴れ出し、本性を現し始めた。
登場キャラクター
- 神城千夏(かみしろ ちなつ)
本作の主人公。中学2年生。黒髪ロングの美少女。
小学校まではバスケ一筋で溌剌とした性格だったが、中学では清楚な優等生として振る舞っている。
だが、ある出来事をきっかけに自分の中の悪意と破壊衝動に気付き、様々なものを"壊す"ことに目覚めてしまう。
- 山中槐(やまなか えんじゅ)
中学3年生。癖のある髪とそばかすが特徴の少女。同級生からの壮絶ないじめを受け、自殺未遂をした過去を持つ。千夏と共に復讐を果たしてからは彼女の協力者として動くようになった。
- 寺田悟(てらだ さとる)
千夏のクラスメイト。美術部所属。普段は目立たない存在で、文化祭の準備中にクラスの陽キャ達から酷い扱いを受けていた。しかし、千夏や槐と文化祭を台無しにしたことで彼もまた協力者の一人となる。
- 青砥和芭(あおと かずは)
千夏たちの中学校のOB。職業は心理カウンセラー。
一見すると穏やかな好青年だが、母校で多発する事件の存在を知ってからは自分の"同類"がいるとして千夏に接触してくるなど、謎の多い人物。