高校生で全国制覇して以来、国際大会含む各大会で
華々しい成績を上げ続けてきたものの、強力なライバルのいる階級だったり怪我をしたりと
様々な状況に恵まれずオリンピックに出る事がかなわぬまま一度引退。
その後、自衛隊のレスリング部に入っていた後輩(後に彼は夫となる)からの誘いで
現役復帰して自衛隊に所属。しかしここでも五輪出場はかなわず
再度引退した。しかし同じくトップクラスのレスリング選手であった妹が
結婚を機に引退したため、空いた48kg級で再びの復帰。
2012年のロンドンオリンピックに31歳で出場、「これが最初で最後」の思いで臨んだ同大会にて
金メダルを獲得した。
まさに波瀾万丈ともいっていいメダリストの1人である。