赤十字マークは本来、戦争や紛争の際、医療施設や救護要員を攻撃から守るために表示する記号であり、病院や医療行為そのものを表す記号ではない。
国内では「赤十字の標章及び名称等の使用の制限に関する法律」というものがあり、日赤から許可を得ていない者が使用する事は出来ない。これに違反すると、
6ヶ月以下の懲役
または30万円以下の罰金
が科せられる。だが、実際には利用規程についての説明が違反者になされるだけで、罰則が適用された事は無いらしい。
以上の事をふまえて、イラスト内に医療行為や病院を表すものとしてうっかり描かないよう注意されたい。
どうしても使用したい場合は十字部分は赤系、背景は白系を避けた配色をする事が望ましい。
参考文献
赤十字マークの意味と約束事(PDF:2.3MB)
http://www.jrc.or.jp/vcms_lf/redcross080924-1.pdf
赤十字マーク誤用しないで 「法律違反」と日赤