ベリヤのフラワーゲーム
べりやのふらわーげーむ
概要
話の出処はベリヤの伝記を著した、
アントン・アントノフ=オフセーエンコ(Anton Antonov-Ovseenko)のインタビューから。
十代の女性らの中から1人をレイプするためにベリヤが選び出す際、彼女たちに強いたといわれる、この際に行った倒錯した行為が「ベリヤのフラワーゲーム」であると語られている。
部下に5人ないし7人の少女を連れてこさせ、靴のみ着けた彼女たちに服を脱がさせると、
四つん這いの下半身を突き出した姿勢で頭を合わせさせ、円陣を作らせる。
ベリヤは彼女たちを品定めする為に歩き見回り、気に入ったうち1人の脚をつかんで引っ張り出して
別室に連れ込み、レイプしたと言う。
この逸話はソ連のベリヤに対する政治的ネガキャンで出されたものでは?ともいわれてきた。
ただ、2003/12月ロンドン日刊紙『デイリー・テレグラフ』では、
「(トルコ大使館で)キッチンのタイルが改装された際、大きな大腿骨と小さな足の骨が発見されたのは、ほんの2年前のことだった。この大使館で17年働いているインド人のアニルは、地下室で彼が発見した人間の骨が入ったプラスチックのバッグを見せてくれた」と報じられた。
在モスクワトルコ大使館は、かつてベリヤの自宅のあった場所である。
フラワーゲームが実際に行われたかは不明だが、これらのことからベリヤ本人が幼女に対し、自宅に連れ込んで良からぬことをしたというのが現在定説とされている。