エドワード・ミッドフォード
えどわーどみっどふぉーど
漫画『黒執事』の登場人物。
CV:山下誠一郎
概要
エリザベス・ミッドフォードの兄で、シエル・ファントムハイヴの従兄。英国騎士団員。
ウェストン校に在籍しており、「翡翠の獅子寮」の監督生「ハーマン・グリーンヒル」の寮弟。寄宿学校編にてグリーンヒルが放校処分された後は、後任の監督生に任命されている。
妹大好きなシスコンで、ミッドフォード家の中では唯一シエルを妹の婚約者として認めていない。そして妹に弱く、イースターの話では、妹が選んだ可愛らしいウサギの耳付きの服を着ることになって恥ずかしそうにしていた。
豪華客船編では、事件解決のため別行動をとろうとしたシエルに「戻ってこなくていいぞ!!可愛い妹を嫁にやらなくて済む!」と言っている(ちなみにシエルは「必ず戻ります」と返している)。
一方で内心ではシエルを認めており、シエルが他の女性に言い寄られると妹を差し置いて怒り狂う。また幼くして「女王の番犬」の責務を果たす彼を一人の男として尊敬している。
そのように他人を尊敬できるのは、自分のことを凡人と認識しているため。
剣術の才能では妹のほうが遥かに上、他のスキルも自分より優れた者がいくらでもいることを理解しているが、それらに対し燻ることなく、相手が誰であれ自分より優れていれば尊いその技を吸収しようとする、高潔な人間性が育まれた。
その姿勢は、[グリーンヒルから「一直線の尊敬(フルリスペクト)」と称されており、正しく「努力の天才」という表現が似合っている。