ネクロ・ロギスト
ねくろろぎすと
「 はじめまして、ネクロ・ロギストと申します…。わたしはお話を聞いたり、お世話をすることを得意としています。もちろん、あなたのお世話もできたら嬉しいです。――今のことも、これから先の、未来のことも。」
プロフィール
人物
1941年にリヒテンシュタイン侯国の首都で設立された、「墓碑博物館」の現責任者。
この博物館には各地域から寄せられた墓碑が展示されている他、バックヤードには僻地で風化し亡霊が憑いたままの墓碑が大量に保管されている。
墓碑の主である故人の魂の無念の訴えを聞き、その遺志を代わりに叶えてあげることが「ネクロ・ロギスト」としての彼女の役目である。
成仏できない墓碑は夜であろうとお構いなしに懇願と嘆きを叫び続けるため、睡眠時間はほとんど取れない。
それでも、彼女はこの代えの利かない仕事に誇りを持っている。
無念の晴れた故人の魂は安堵して成仏し、残された墓碑はガラスケースの中で“今度こそ”永遠の眠りにつく。
仕事の性質上、赴く場所はほとんどが葬儀の場であるため、常に喪服で身を包んでいる。
“目覚めた”ばかりの亡霊がパニックを起こさないように、必ず目を合わせ優しい表情を浮かべることを心掛けている。
亡霊の願いは生前に語れなかった遺言を遺族に伝えることや、人に言えない遺品の処分など、実に多岐に渡る。
「屋根裏部屋にしまってある『三十年物のセクシーギャルのスクラップ帳』…すみません、訂正します。正しくは『三十年物の女体突起部のスクラップ帳』ですね。必ず集めてみせます…あれ? ご要望は破棄の方でしたか!?」
彼女は一族から受け継いだ能力で故人の声に耳を傾け、果たされぬ遺志をも継承する。墓碑の中にいる故人たちが安心して眠れるよう、今日も尽力している。公式Xより
バトルでの性能
「準備、できています。」
レアリティ | ✦5 |
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本源 | 岩 |
ダメージタイプ | メンタル |
ポジション | サポート アタッカー |
伝承 | ブラックアイリス |
敵の攻撃でHPを0にされても離脱せずに、一定HPを回復して踏みとどまる「祈り」のバフを付与できることが最大の特徴。
苛烈な攻撃を仕掛けてくるような強敵相手に連れていくと心強い。
通常の戦闘では効果を実感しにくいものの、彼女の存在がひときわ輝くのが「たてがみ手配書」というチャレンジコンテンツである。
専用にチューンされたボスに与えるダメージ累計がスコアとなるのだが、ダメージが積み重なるにつれ味方の被弾もべらぼうな数値になるため、回復キャラ1名程度ではあっさり瓦解を迎えてしまう。
そのためハイスコアを叩き出すためには、ネクロ・ロギストの「祈り」で食いしばりながら行動回数を維持するのが重要になる。
- アタックスペル「悔いのないお別れ」
「誠に…申し訳ございません…」
墓碑から満たされない人魂を放出する。
貫通率が設定されており、高防御の敵相手にも安定したダメージを与える。
「スゥ――お気を付けくださいませ…!」
- アタックスペル「棺と共にゆこう」
「みんな、同じ場所へと辿り着くでしょう。」
敵を棺に閉じ込め、ガラスケースごと割る。
ランク2にあげることで敵のバフを解除する効果が発現する。
彼女と対峙するボス敵は厄介なバフを利用することが多いため、刺さる機会は多い。
- キャラクターの役割を示すポジションタグの一つに「バフ解除」があるのだが、彼女の「棺と友にゆこう」はまさにこのバフ解除に該当するにもかかわらず、なぜかポジションに設定されていない。
「さぁ…あなたの願いは何ですか?」
- アルティメット「死者たちのささやき」
「ご要望通り、指定の場所へ着きました。」
墓碑の願いを書き記し、成仏させる。
味方に「祈り」を付与するバフ系アルティメット。その上3ターンの間、味方の与えるダメージが増える。残念ながら自身にバフは付与されない。
実は祈りの付与以上にこのダメージアップこそが彼女の強烈なアイデンティティであり、塑像無凸で+30%、1凸で+40%、そして完凸で+50%に達する。
完凸時の倍率は他作品で例えばこだわりハチマキに相当すると言えばそのヤバさが伝わるだろうか。
心相「二度目の人生」を装備すれば全体回復にもなる。
「お目覚めですね。ご家族がここに来るようにと…はい。はい…一緒に、帰りましょう。」