主人公、如月双七に武術や戦う術を教えた人。
通称九鬼先生
古来から語られる妖怪を先祖にもつ「人妖」の犯罪者を逮捕、もしくは殺害するための部隊、「第参種人妖追跡機関」通称「ドミニオン」に所属する。
人を殺傷するに十分な能力を持つ人妖を取り締まるのは基本やっぱり人妖なのだが、そういった異能部隊の中で唯一純粋な人間で副隊長をやっている。しかもぶっちぎりで強い。たぶん作中一番強い。
中国拳法を主体とした体術で戦い、後に説明する後天的な異能の力により怪力を持つ。
社会不適合と判断された人妖が収容される琥森島の織咲病院にて、体育授業の一環として主人公如月双七に体術を教えた。
人妖に息子を殺された過去があり、その憎しみを忘れないために自ら右目を抉った。
その仇討のために人妖を殺す技術を磨くが、判明した犯人があまりにも脆弱であったため復讐を先送りにしている。その犯人が強くなるまで手元に置いてはいるが、晴らされる事のない憎悪と復讐心が九鬼を蝕み、遂には妖怪としての「鬼」へと変貌してしまう。
武器は晴れの日も持っている傘。
先端は鋼板も貫くチタン合金製で、傘部分は耐火防弾製の盾となる。