靴磨きの少年
くつみがきのしょうねん
「靴磨きの少年」とは、靴を磨くことを生業とする少年のことである。
また、ある逸話から株式投資の世界において、市場の天井や暴落を知ることができる予兆のことを指す。
投資用語としての「靴磨きの少年」
ジョン・F・ケネディの父親は世界恐慌の影響を回避するため株を売却したという逸話がある。
理由は「靴磨きの少年が株式の話をしていたから」。
この逸話にも幾つかの解釈があるが、『無学・無教養な者まで株式の話をするようになったら市場のバブルは弾ける』と少年を馬鹿にしたものもあれば、『客商売をする者が株式の話をして「旦那さん儲かってるんでしょ?」と機嫌良くさせチップを弾んでもらおうという知恵を得るころには、市場はもう天井になっている』と少年の知恵を見越した解釈もある。