青衣(ゼンゼロ)
ちんいー
予期せぬ出会いこそ、我が心の望むもの
概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。
新エリー都一帯の秩序を守る警察組織「治安局」の一員で、都市秩序部捜査課・特務捜査班に所属している。
一見すると幼い少女にしか見えないが、その正体は人間そっくりなタイプの知能機械人(所謂アンドロイド)で、現上司の朱鳶を含む多くの仲間たちから「先輩」と慕われるベテラン治安員。
武芸の達人でもあり、有事の際には手にした三節棍と体術で犯罪者やエーテリアスを成敗する。
武侠映画の老師のような性格をしており、時代がかった言葉遣いで年長者らしく振舞う。こう見えて稼働年数(キャリア)はかなり長いらしく、その知見から悩む市民や身内を見かけたら記事冒頭のような韻を踏んだ格言でアドバイスするが、世代の違いか意図が伝わらないこともままあり朱鳶以外にはスルーされがち。
公式Twitter(X)の紹介文では「サボる」という言葉に難色を示したり、横文字を「にゅあんす」とひらがなで覚えるといった姿を見せている。
色々変わった人物だが、治安員としては年相応に現場経験を積んだかなりの切れ者で、わずかな機微から偽装工作に気付いたり、会話中の些細な矛盾から相手のウソを見抜くなど推理ドラマの探偵のような鋭さを持つ。
また機械人特有の高いエーテル適性や記憶力に加え、透視による分析、味覚による鑑識機能を持っており、事件が起きた際にはこれらを武器に問題解決へと当たる。ほかホロウの地図データ「キャロット」も搭載でき、ボンプやプロキシ不在でも多少なら危険なホロウ内部を探索可能。
普段は上司の朱鳶とタッグで動いている。立場上は部下だが、互いの性格により相棒もしくは先輩のように振舞う。
実直な朱鳶と違い、昔から数々の事件/事故や苦難を経験してきたためか、身内の失態に言及したりプロキシを問答無用で取り締まる法に異を唱えたりと、治安局の思想にとらわれない物の考えができ、機械でありながら下手な人間より世の道理を弁えている。
作中では窮地に陥る青衣たちを見捨てられず、しかし立場上表立って協力出来ないため身分を隠して助力を申し出るパエトーン(イアス)を受け入れもしている。しかしその僅かな違和感にも察知し、最終的にはパエトーンの失言から本人の特定こそしなかったもののどうやって自分達(が追っていた事件)のことにたどり着いたかを鋭く考察して見せた。
なお当のパエトーン兄妹も彼女の鋭さには警戒しており、アキラの方は「自分たちに気づいていたとしても、黙っているだろう」と彼女の人柄を理解した上で半ば正体に気づかれる事を諦めている節もある。朱鳶と絆を深める事を彼女が治安官であることを念押しして注意したFairyですら青衣に関しては一言しか注意しなかったため同じ考えであると思われる。
なお、あるイベントスチルでは『葬送のフリーレン』のオマージュと思わしき顔芸(しょぼしょぼフリーレン)を披露する事も。
関連動画
非売品ビデオ
青衣MV
声優発表