都市秩序部捜査課、班長、朱鳶。スタンバイ。
プロフィール
名前 | 朱鳶(英:Zhu Yuan/中:朱鸢) |
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レアリティ | S(限定) |
所属 | 特務捜査班 |
性別 | 女性 |
身長 | 175cm |
年齢 | 24歳 |
誕生日 | 9月1日 |
使用武装 | 多機能銃(サプレッサーK22) |
属性/タイプ | エーテル/強攻 |
CV | 井上麻里奈 |
概要
スマホゲーム『ゼンレスゾーンゼロ』の登場人物。
新エリー都一帯の秩序を守る警察組織「治安局」の一員で、都市秩序部捜査課・特務捜査班の班長を務めている。
まだうら若い女性だが、急速に頭角を表しており、何と彼女が関わった事件で未解決のものは0件という恐るべき実績を持つ。
ゲームでは同班の青衣と共に、ストーリー第二章・幕間のメインを張る。
性格
実直かつ礼儀正しい性格で、非常に優秀なキャリアウーマン。心優しく市民の安全を憂い、悪党を前にしても冷静で毅然とした態度で法の裁きを受けるよう促すなど、能力・人格共に治安員(警察官)の理想像のような人物。
加えて上司格の人間でありながら公務の際は自ら現場に赴く行動派で、アンケート配りのような雑務を始め、事件/事故の調査、果てはホロウに逃げた犯罪者の追跡という危険な任務までこなす。
この姿勢により関係者からの評価は高く、母親には自慢の娘、部下からは「局長って呼ぶ日もそう遠くない」と揶揄されている。
青衣程ではないが職業柄洞察力にも秀でており、主人公らが経営する店の立地や造りが裏の稼業に適していることを推論し、当の店主をヒヤヒヤさせた。
治安局の顔でもある立場上、守るべき対象の市民から関係者の失態を理由にヘイトを向けられる不条理に会うこともあるが、それを受け止めつつも前に進む等メンタルも強い。
まだ普通の子供だった頃、当時治安局の英雄と謳われていたブリンガーに命を救われた過去があり、治安局と彼に強い憧れを抱いている。いま治安局で働いているのも、彼のように誰かを守れる人間になりたいと思ったため。それゆえ長官に昇格して以降、熱意を失いメディアに媚びるだけの存在になってしまった今のブリンガーには複雑な気持ちを抱いている。
普段は一人暮らしをしており、日々の業務の忙しさゆえに実家にはなかなか帰れていない。しかし、たまの休暇の際は、持ち帰りの仕事よりも優先して実家に帰り得意の手料理を振る舞うなど、家族思いで親孝行のよくできた娘である。両親も一人娘である朱鳶を大切に思っており、忙しさで会えない日々も頻繁に連絡を取り合うなど家族仲は良好。
職務および戦闘中は凛とした口調であり、一見すると堅物真面目でクールビューティな印象だが、素の性格や話し方は温厚かつ物腰柔らかである。また、意外と天然な一面もあり、恥ずかしくなると赤面するなど非常にギャップ萌えに溢れたキャラクター。上記エピソードPVは、オンとオフの温度差が良くわかる好例だろう。
容姿
黒髪ロングに赤毛のメッシュが入っており、キャラソンEPでの朱鳶の回想による両親の髪色および彼女の幼少期を見るにどうやら地毛であるもよう。仕事時の髪型はポニーテールだが、オフの日は髪を下ろしたり、団子に結ったりしており、キャミソールにヘソ出しハーフパンツといったラフな格好をしている。
ワイシャツをロングパンツにタックインし、その上から治安局のベストを羽織るという警官らしい服装。ただ戦闘服も兼ねているのか、各所にメイン武装であるサプレッサーK22の他、その拡張パーツと弾丸を取り付けるためのホルスター、プロテクターの装着といった改造が施されており、いわゆる武装されたボディスーツのようにも見える。pixivではボディスーツと解釈したイラストも多い。
また、ヘッドインカムを常に着けており、これで仲間との連絡を取り合っている。
この凛とした出で立ちと長身により、通りすがりの女子学生からも「かっこいい!」と憧れられるなど、同性すら魅了している。
能力と戦術
「直ちに抵抗を中止せよ!」
専用武器はサプレッサーK22。Ver1.0後半ピックアップより実装(2024年7月24日~8月13日)。エーテル属性を持つ銃撃と体術を使って戦場を駆け回る近接と遠距離を兼ね備えたオールラウンダー。高いステータスから放たれる高火力かつ手数の多さが特徴で、高い数値のダメージがとにかく出やすい。その威力は、ボスすらも簡単に溶かしてしまうほど。
通常攻撃、回避反撃などを駆使することで強化散弾を獲得でき、これを使って強化スキルを発動する事が可能。倍率が非常に高く、エーテルの支援属性キャラと組み合わせると並の敵は制圧できる。
終結スキルは高倍率のエーテル銃弾の弾幕を大量に浴びせる。もともとの高いステータスも相まってダメージも大きいので、優先して強化しよう。
現時点での特筆すべき点は、二つある。
一つは、エーテル属性アタッカーで唯一のS級キャラクターであること。
Ver1.0時点では貴重なエーテル属性持ちであり、もう一人はA級のニコのみとなっている。
炎・氷・電気・物理属性は恒常にいるためまだ何とかなるが、エーテルは恒常にいないため尚更貴重なので余裕があれば確保しておきたい。
もう一つは、異例の追加能力発動条件である。
ゼンゼロのエージェントは追加能力を発動する際、パーティ編成に同じ陣営か属性のキャラを入れるのが基本条件だが、朱鳶の場合はそれに加え"支援キャラ"なら誰と組んでも発動する点にある。
つまり、属性や陣営の縛りがないため、今後の実装キャラ次第では多種多様なパーティー編成を組むことができ、非常に将来性のある仕様となっている。特に、青衣やセスなど同所属である特務捜査班のキャラが実装されればさらに強力になることが期待されていた。
その期待通り、同所属かつ撃破枠である青衣とは非常に相性抜群であり、朱鳶の高火力をさらに底上げすることとなった。また、朱鳶の次の実装キャラが青衣であること、および後述の関係性が追い風となり、二人をセットで使用したいプレイヤーが続出するなど、早くもエースの活躍を見せている。
モチーフ音動機は「サプレッサーⅥ型」。使用武器がサプレッサーK22なのでややこしいが、少なくともゲーム内表記ではそうなっている。もし表記間違いで修正するなら「サプレッサーK22」か「サプレッサーK-XXⅡ」となる。
主に会心ダメージを上げるが、会心率も上げてくれるため朱鳶にピッタリな装備となっている。
他には恒常S級「ブリムストーン」か「鋼の肉球」。「肉球」は物理ダメージを上げるため効果が腐ってしまうが、会心率を上げてくれる。
A級なら変調「スターライトエンジン」かエリー報酬「キャノンローラー」を。
ドライバディスクは2セットでエーテル属性ダメージ、4セットで装備者の会心ダメージを上げる「混沌のヘヴィメタル」+会心率を上げる「ウッドペッカー・エレクトロ」2セット。「ウッドペッカー」4セットは会心率をかなり上げなければいけないため、会心ダメージや与ダメージを上げたい彼女とは相性が悪い。
メイン効果は4番が会心ダメージか会心率の足りない方、5番が攻撃力%かエーテル属性、6番は攻撃力%一択。エネルギー自動回復にすると特殊スキルを撃ちやすくなるが、攻撃力が下がるためローテーションが増えてしまう。サブ効果は不足しがちな会心率を最優先し、会心ダメージ、攻撃力%、貫通値となる。
交友関係
青衣…部下でありタッグを組むなど、普段から二人で行動している。立場上は朱鳶が上司だが、青衣の方がキャリアが長いためか部下であるにもかかわらず「先輩」と呼び慕っており、作中でも青衣に先導される構図になることがしばしばある。一方で、青衣の突拍子もない言動に朱鳶がすかさずセーブをかけてストッパー的な役割を担うなど、互いを支え合う確かな信頼関係で結ばれている。なお、青衣MVでは、青衣の遠い過去の記憶の残像で、彼女がかつて朱鳶に瓜二つの人物と共に戦っている姿が確認された。様々な憶測が飛び交っており詳細は不明であるが、何かしら深い関係があることが示唆される。
セス・ローウェル…同じく部下。朱鳶を「班長」と呼び、任務説明の内容を熱心にメモするなど敬愛している。また、朱鳶が苦手とするモフモフしたものは「全部俺に任せてください!」と宣言している。とある経緯で朱鳶と雅の学生時代(おそらく訓練の休憩中)の写真を見ることになり、そこに映っている朱鳶のスポーツウェアから覗くアレを見て激しく動揺するなど、ウブな一面がある。
星見雅…対ホロウ6課であり、学生時代の同期かつ友人。雅との会話では砕けた話し方をしており、雅のわかりにくい言動を「励まし」と理解し感謝するなど、気心が知れた仲である。また、朱鳶の部屋には数々の表彰状とともに彼女とのツーショット写真が飾られていたりするなど仲の良さがうかがえる。
主人公…間章や信頼イベントで接する。新エリー都のキャラクターは、基本的に主人公を「プロキシ」や「ビデオ屋の店長」等と呼ぶため、名前で呼ぶ朱鳶は唯一の存在である。
主人公を男と女、どちらを選ぶかでストーリーに大きな差異はないが、とある信頼イベントの際に男を選ばなかったことで後悔したプレイヤーもいたとかいないとか…。
※リン(女)を選んだ場合…「リンちゃん」と名前で呼び、敬語で話す。ただし朱鳶からすれば年下の妹のような存在であるため、姉のように接している。なお、ノックノックなどでコミュニケーションイベントがあり、進めるたびに仲良し姉妹のような関係を築くことができる。
※アキラ(男)を選んだ場合…「アキラくん」と呼び、敬語で話す。身長差があまりないが、リン同様に年下の弟のような存在であるため、姉のように接している。同じく、ノックノックなどでコミュニケーションイベントがある。
余談
- 露出ほぼゼロというお堅い格好ながら、その中からご立派なスタイルがはちきれそうになっており、何がとは言わないが全部デカイ。
- ムービー内でもアクティブに動くたび、あっちこっちが揺れているのが確認でき、カメラワークも明らかに狙っている描写が多々ある等、ホヨバの変態的な技術(褒め言葉)が垣間見える。
- エレン同様初期限定キャラという事もあり、実装と同時に多くのPVがリリースされた。特に実戦紹介PVはなんと公開からわずか4日(2024/07/28)時点でライカンの再生回数を超えるという異例のスピード。
- 一見ワーカーホリック系に見えるが、労働基準法に対しても実直で、業務は定時で終わらせることを鉄則としている。だが職務上急な出動も茶飯事な上、曰く「毎日始発出勤している」らしいので、通常の職員よりも長時間働いていることには変わりない。
- 実際、彼女の代休はなんと79日(夏休みのほぼ2倍)も貯まっており、本人も「ただでさえ業務は山程あるのに、同僚に丸投げして自分だけのうのうと休むなんて堪えられない」と語る等、彼女の仲間思いと仕事に対する誇りの強さが窺える。
- 信頼イベントでも人物像のギャップは顕著であり、なかなか名前で呼んでくれない主人公に業を煮やし、「(名前で呼んでくれたら)手を繋いであげてもいいですよ」と若干拗ねながら破壊力のある台詞を言うなど可愛らしい一面も。
- また、いわゆるそっち系の存在を知らず、「あっち系とは、どっち系ですか…?」と素で質問するなど、あっち系のことには疎くて耐性がない。その後のとあるやりとりと反応で、かなりの純情であることがわかる。事実、手を握られただけでもウブな反応を見せたり、(マッサージなりPR動画なりで)相手から不用意に体を触れられると、頭で分かっていながらも反射的にガチの背負い投げをお見舞いしたりしている。尚、背負投の威力はPR動画の犯人確保シーンで犯人役の役者の肩が脱臼してしまう程であり、中々に危険である。
- またセスの発言から察するに、猫などモフモフとした動物が苦手である模様。にもかかわらず、動物側からは好かれてしまう傾向がある。毛のある動物が好きな人をモフモフ派、毛のある動物が嫌いな人をアンチモフモフ派と呼ぶなど、独特のネーミングセンスを持っている。
- 実戦エピソードでは、救出依頼を受けた猫と対峙するやいなや引き攣った表情をしており、抱きつかれた際は悲鳴を上げていた(なお、猫は飼い主に引き渡された途端にイカ耳を立てて暴れていたので、やはり飼い主より朱鳶のほうに懐いている様子がうかがえる)。
- 間章では追跡している犯人に妨害としてその辺りにいた猫を投げつけられた時に思わず怯んでいる(猫は青衣がキャッチした)。
- ノックノックのアイコンやエピソードの節々などから好物がトマトであることが示唆され、自宅のベランダや所内でも鉢植えのものを育てている。そのため園芸が得意で、花屋の店主・ランからも太鼓判を押されている。
- あまりのトマト好きゆえか、YouTube広告ではなんとトマトの着ぐるみ状態になってしまい、タヌキ化した青衣に追いかけられるといった、いつもとは一風変わったやりとりが見られる。現在でも、探せば視聴可能。
- 辛い料理にはいくらか耐性があるようで、信頼イベントでは、主人公に誘われて激辛の火鍋を食べても「そこまで辛くなかった」と評している。逆に辛さにやられた主人公を慮って「次は控えめのものを食べましょう」と気遣いつつさりげなく次の誘いをさらりとやってのけるなど、天然たらしなところもある。
- 甘いものもイケる口であり、ドーナツをあーんしてもらい、「おいひぃです」と美味しそうに食べるお茶目な一面を見ることができる。
- 彼女のメインウェポン、『サプレッサーK22』は治安局がある企業と共同開発したものらしく、彼女の所持しているものの他にも少数配備されているらしい。しかし現在他の所持者やサプレッサーK22が登場すらしていないので現在は彼女の専用武器と言える。
- ただし属性の元になっている『エーテル侵食をもたらす弾丸』(仮称)は本部から朱鳶のみへの支給品らしく、命中すれば不可逆的な侵食症状を負わせられる。しかし彼女の性格や治安局という組織の都合上、たとえ犯罪者であっても積極的に傷つけることは出来ないので彼女が投降を呼びかける時は本気で相手の身を案じている時だそう。
- 合体時は大きなグレネードランチャーのような形状になるが、拡張性を重視したためかベースとなる拳銃自体はシンプルで、戦闘時の使用シーンから考察するにフルオート機能が存在する可能性もある。拡張パーツは体の各所にあるようで、実践紹介ではハンドガン→3連装エーテル銃→(一旦パージして)エーテル5弾倉リボルバー式ハンドバズーカ→3連装銃身+5弾リボルバー+収束パーツを前方台座にセットして、ハンドガン側の拡張パーツと合体。その砲身の両肩に6連装エーテル弾頭ミサイルポッド×2を装着して全弾発射…と、攻撃しながら組み立てている。
- 「サプレッサー」という名でありながら「どこら辺が消音銃なのか?」という疑問が出るが、一説には「銃声を抑える」のではなく「(圧倒的な攻撃力で)対象を黙らせる」意味では…という説が囁かれている。
誕生日企画
彼女の誕生日である9月1日には、多くのファンはもちろん、ゼンゼロ公式からもお祝いポスト&イラストが描かれるなどその愛されぶりを見せ、ゼンゼロリリース以来、最初に誕生日をお祝いされたキャラでもある。
なお、本人は言われるまで自分の誕生日を忘れて仕事に没頭していたが、バースデーケーキを用意されていることを知ると感激し、仕事を一段落させて「みんなを呼んで会議室で食べましょう」と提案するなど感謝の意を表している。
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