概要
空の世界”クラウディア”が舞台のシナリオ重視の正統派RPG。
大国カイゼルシュルトの騎士レイナスが近隣の島”バーデルゼン”に進軍するところから物語が始まる。
飛行船エアシップを操り、雲海に点在する浮島を行き来して冒険する。最初は雲の上の世界が舞台が、続編では雲の下の世界“エルディア”の存在が明らかとなる。
手軽に操作できる独自な戦闘システム(マルチウェイトバトル)により、スピード感と爽快なアクションを同時に再現。エフェクト満載の魔法、必殺技で大迫力の戦闘シーンが描かれる。
テーマは「絆」。
男女の恋愛も描かれるがそれ以上に男同士の友情に主軸を置いている。このためかパーティーメンバーは男性の比率が高い。
シリーズ一覧
フライハイトクラウディア
第一騎艇小隊長のレイナスは、王の命令に従い隣国バーデルゼンへと侵攻する。バーデルゼンを制圧したのもつかの間、親友ロナードが敵兵を虐殺する現場に遭遇。レイナスは無抵抗の者を殺したロナードに詰め寄るが敗北。反逆者の汚名を着せられ軍に追われる身となってしまう。
力尽きたところでバーデルゼンに来ていた少女ニアに保護され、共にベルンハイムの駆る船エアベルンへと搭乗する。
バーデルゼンを離れた一行は戦火を免れているセントミラを訪れるが、レイナスがカイゼルシュルとの制服姿だっため侵略者と勘違いされ、傭兵ハントらに取り押さえられてしまう。牢屋にぶち込まれたレイナスたちに兵士「ニアはヴァイス様が尋問している」という話を聞かされ、ニアに惚れていたハントが反旗を翻しレイナスたちに協力する。
ニアを救出し宮廷魔術師ヴァイスを人質にエアベルンまで撤退するが、そこへドモラ中尉率いるカイゼルシュルト軍が襲来。苦戦するセントミラに味方し、ドモラを撃退する。しかしまたしても現れたロナードに敗北する。
レイナスは誤解が解け、セントミラ王から専用の衣装が与えられた。更に人質という体でレイナスたちの様子を窺っていたヴァイスは彼らの人柄を知り、カイゼルシュルトの暴挙を止めるべく仲間となった。
セントミラ王によればエアゲートなる次元の裂け目から魔獣たちが出現しているという。クラウディアの平和を守るべくエアゲートの調査依頼を受ける。
カイゼルシュルト軍が神の塔と呼ばれる遺跡に向かったと聞いてレイナスたちも後を追うが、ニアと離れ離れになってしまう。塔の中で再開するが、ニアの側にはカイゼルシュルト兵士たちの死体が転がっていた。ニアは自分がやったわけじゃないと否定するが、ヴァイスは彼女を疑うようになる。
塔の最上階にはドモラと謎の男ザマがいた。ここにある装置がエアゲートを発生させていたがザマが破壊したことで完全に開いてしまう。ドモラを倒したレイナスたちにザマは「カイゼルシュルトの王はわたしが操っている」と声高に宣言。巨大魔獣をけしかける。
己の過ちに気づいたドモラは「ロナードも操られている」とレイナスに告げ、彼らを逃がすべく巨大魔獣に立ち向かう。脱出したレイナスたちはザマを追ってカイゼルシュルトへと向かう。
カイゼルシュルトにてレイナスは三度ロナードと対峙。感情の無い人形にされていた親友を助けるという思いから一騎討ちを制し洗脳を解く。そこへ魔獣としての姿を現したザマが現れロナードは戦闘不能となり、レイナスたちも追い詰められる。
しかし事態を見守っていたロナードの従姉ライが味方し、手当てを受けたロナードは復活。レイナスたちと共にザマを撃ち滅ぼした。
ニアによればエアゲートの向こうには、フューゼと呼ばれる魔獣たちの造物主がいるという。今まで何人もフューゼに挑んだが誰も勝てなかったという。
ヴァイスは素性の知れないニアを疑っていた、レイナスとハントがニアを庇ったことで俺の過ちを受け入れた。
フューゼが潜む建造物アルペイトケイブに乗り込むレイナスたち。深部にてフューゼを倒すがアルペイトケイブの崩壊が始まってしまう。脱出しようとするレイナスたちの前にフューゼが息を吹き返して立ち塞がる。
ロナードは1人残ってフューゼの足止めをするが、親友を見捨てられなかったレイナスは仲間の制止を振り切って救援に駆け付ける。もう脱出に間に合わないのは分かり切っていたがそれでも二人の友情は揺らがなかった。
そこへザマの背後に潜んでいた黒幕の3人が現れ、フューゼがクラウディアの者たちに敗れたことについて話し合う。レイナスとロナードに気づいた彼らは、二人を転移魔法でどこかへ飛ばそうとする。レイナスとロナードはエアベルンを思い浮かべることでそこへと転移され、レイナスと再会したニアに抱き着かれるのだった。
フライハイトクラウディア2
無印から半年後を描いた続編。行方不明になったニアを探すべく二つの世界を冒険する。
アルペイトケイブから脱出したレイナスたちが黒幕の1人アウルが現れニアを拉致されてしまう。止めようとしたロナードも雲の下へと落下してしまった。
雲の下はエルディアと呼ばれる台地が広がっていた。そこではエルディア軍とレジスタンスが争っており、ニアの幼馴染ザードもレジスタンスの所属であった。
ザードはニアの妹ラナが拉致された魔獣工廠に乗り込もうとするが単身だったため窮地に陥る。しかし駆け付けたロナードに命を救われ、共にラナを救出した。
レジスタンスのリーダー・エリオルからの情報でエルディア軍が占拠した遺跡を目指すザードたち。遺跡にはエアシップが眠っており、それを用いてザード、ラナ、ロナードはクラウディアへとやって来る。
レイナスはあの戦いの後、バーデルゼンの復興に当たっていた。ハントとヴァイスはニアの行方を捜していたが足取りを掴めずにいた。
一行はドモラの妻レイラを仲間に加え、ついにニアを探し出す。しかし彼女はアウルの施した魔操契約によって魔獣に変貌する操り人形にされていた(前作で既にニアは拉致された後であり、ザマと一緒にエアゲートを通った際に魔操契約が切れて逃げ出したところでベルンハイムと出会ったという)。
魔操契約を断つ方法はただ一つ。契約者であるアウルを倒すしかない。しかもアウルはニア以外の者たちも魔獣へと改造した元凶であり、多くの人々を犠牲にして来た男だった。
アウルの本拠地であるヴァルガンの魔獣研究所へと向かおうとするが、雲穴に魔獣が出現して道をふさいでしまう。バリアを張っているため魔獣にダメージを与えられなかったが、ヴァイスが見つけ出した遺跡の古代兵器(ミサイル)によってバリアを破壊。防衛魔獣を撃破した。
アウルとの戦いではハントが重傷を負ってしまうが、それでもニアを助けるという思いで食い下がり見事勝利。こうしてニアは元の人間へと戻された。
そしてバーデルゼンの復興を終えたレイナスがカイゼルシュルトに帰国し、ロナードと再会。クラウディアを守るために戦うことを誓うのであった。
フライハイトクラウディア3
フライハイトクラウディア4
完結編。上記の1~3とは繋がりがなく、レイナスたちクラウディア組の過去が絡んで来る。新ヒロインにはルナが登場し、ニアとラナはサブキャラクターに置かれている。
登場キャラクター
パーティーメンバー
- レイナス・シルバーロード
- ニア
- ハント・グレイウォール
- ヴァイス・ランドシーカー
- ロナード・ナイトスター
- ザード
- ラナ
- レイラ・ヴァージンスノー
- ライ・ナイトスター
- ドモラ・ヴァージンスノー
- ルナ
エルディア軍
- ザマ
- エイジア
- アウル
- カートン
- アーテクト
英雄たち
- イスファル・ランスヴェル
- グラッフル・ローディーン
- ゼクス・ランドシーカー
神々と配下
- 創造の神ラグデュエル
十神の頂点に立つ主神。
- 記憶の神マルキュロディン
- 進化の神レブ・マデュラ
- 生と死の神ログ・ダーナ
- マルカダ
- ディリウス
- リリー
関連イラスト
[pixivimage:]
[pixivimage:]