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フライハイトクラウディア

ふらいはいとくらうでぃあ

「フライハイトクラウディア」とは、かつて株式会社ジー・モード(G-MODE)から配信されていた携帯電話アプリゲーム(正統派RPG)。
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概要編集

かつて株式会社ジー・モード(G-MODE)から配信されていた携帯電話アプリゲーム(正統派RPG)。当時の携帯電話ゲームの枠を超えたボリュームのストーリーや作り込まれたダンジョン、魅力的なキャラクターが人気を呼んでシリーズ『1』『2』『3』が累計70万以上のダウンロードを記録した。また『4』からワイド画面対応となった(一部非対応機種あり)。

2020年にはジー・モードが携帯電話ゲームを移植展開するプロジェクト「G-MODEアーカイブス」用のソフトとしてNintendo Switch版とSteam版の『1』『2』『3』『4』が発売された。


2004年12月16日にG-modeiアプリソフトとして配信開始。以降もシリーズ化され4作目で完結。


2010年10月28日には『4』から十数年後の世界を描いた続編『フライハイトフロンティア』が配信され、2012年12月17日 - 2015年1月31日までスマートフォン版も配信されていた(対応プラットフォームはAndroid 2.3以降)。

ストーリーの完結に伴いアップデートも終了された。


2014年2月20日には本作の並行世界を舞台とした『フライハイトアレスティア』が配信開始。同年6月26日のシナリオデータ配信以降は更新停止状態となり、ストーリー未完のまま2015年1月29日をもってサービスが終了した。


コンセプト編集

空の世界”クラウディア”が舞台のシナリオ重視の正統派RPG。

大国カイゼルシュルトの騎士レイナスが近隣の島”バーデルゼン”に進軍するところから物語が始まる。

飛行船エアシップを操り、雲海に点在する浮島を行き来して冒険する。最初は雲の上の世界が舞台が、続編では雲の下の世界“エルディア”の存在が明らかとなる。

手軽に操作できる独自な戦闘システム(マルチウェイトバトル)により、スピード感と爽快なアクションを同時に再現。エフェクト満載の魔法、必殺技で大迫力の戦闘シーンが描かれる。


テーマは「」。

男女の恋愛も描かれるがそれ以上に男同士の友情に主軸を置いている。このためかパーティーメンバーは男性の比率が高い。


数体の隠しボスが存在しており、いずれもシリーズの最終ボスを凌ぐ強さを持つ。

このためクリア後の要素として討伐するのが恒例。


シリーズ一覧編集

フライハイトクラウディア編集

Switch移植おめでとう

第一騎艇小隊長のレイナスは、王の命令に従い隣国バーデルゼンへと侵攻する。バーデルゼンを制圧したのもつかの間、親友ロナードが民間人を虐殺する現場に遭遇。レイナスはロナードに詰め寄るが刃を向けられ敗北。反逆者の汚名を着せられ軍に追われる身となってしまう。

力尽きたところでバーデルゼンに来ていた少女ニアに保護され、共にベルンハイムの駆る船エアベルンへと搭乗・脱出する。


バーデルゼンを離れた一行は戦火を免れているセントミラを訪れるが、レイナスがカイゼルシュルトの制服姿だっため侵略者と勘違いされ、傭兵ハントらに取り押さえられてしまう。牢屋にブチ込まれたレイナスたちに兵士が「ニアはヴァイス様が尋問されいたぶられている」という話を聞かされ、ニアに惚れていたハントが反旗を翻しレイナスたちに協力する。

ニアを救出し宮廷魔術師ヴァイスを人質にエアベルンまで撤退するが、そこへドモラ中尉率いるカイゼルシュルト軍が襲来。苦戦するセントミラに味方し、ドモラを撃退する。しかしまたしても現れたロナードにレイナスは敗北してしまう。

誤解が解けたレイナスは、今後同じことがないようにとセントミラ王から専用の衣装が与えられた。更に人質という体でレイナスたちの様子を窺っていたヴァイスは彼らの人柄を知り、カイゼルシュルトの暴挙を止めるべく仲間となった。


セントミラ王によればエアゲートなる次元の裂け目から魔獣たちが出現しているという。空の世界の平和を守るべくエアゲートの調査依頼を受ける。

カイゼルシュルト軍が神の塔と呼ばれる遺跡に向かったと聞いてレイナスたちも後を追うが、ニアと離れ離れになってしまう。塔の中で再会するが、ニアの側にはカイゼルシュルト兵士たちの死体が転がっていた。ニアは自分がやったわけじゃないと否定するが、ヴァイスは彼女を疑うようになる。

塔の最上階にはドモラと謎の男ザマがいた。ここにある制御装置がエアゲートを発生させていたがザマが破壊したことで完全に開いてしまう。ドモラを倒したレイナスたちにザマは「カイゼルシュルトの王はわたしが操っている」と声高に宣言。巨大魔獣をけしかける。

己の過ちに気づいたドモラは「ロナードも操られている」とレイナスに告げ、彼らを逃がすべく巨大魔獣に立ち向かう。脱出したレイナスたちはザマを追ってカイゼルシュルトへ乗り込む。


カイゼルシュルトにてレイナスは三度ロナードと対峙。感情の無い人形にされていた親友を助けるという思いから一騎討ちを制し洗脳を解く。そこへ魔獣としての姿を現したザマが現れロナードは戦闘不能となり、レイナスたちも追い詰められる。

しかし事態を見守っていたロナードの従姉ライが味方し、手当てを受けたロナードは復活。レイナスたちと共にザマを撃ち滅ぼした。


ニアによればエアゲートの向こうには、フューゼと呼ばれる魔獣たちの造物主がいるという。今まで何人もフューゼに挑んだが生きて帰れた者はいなかった。

ヴァイスは素性の知れないニアを疑っていたが、レイナスとハントがニアを庇ったことで己の過ちを受け入れ、ニアを仲間として信じるようになった。


フューゼが潜む建造物アルペイトケイブに乗り込むレイナスたち。深部にてフューゼを倒すがアルペイトケイブの崩壊が始まってしまう。脱出しようとするレイナスたちの前にフューゼが息を吹き返して立ち塞がる。

ロナードは1人残ってフューゼの足止めをするが、親友を見捨てられなかったレイナスは仲間の制止を振り切って救援に駆け付ける。既にロナードによってフューゼは倒され、レイナスが来たところでもう脱出が間に合わないのは分かり切っていた。けれどそれでも二人の友情は揺らがなかった。

そこへザマの背後に潜んでいた黒幕の3人が現れ、フューゼがクラウディアの者たちに敗れたことについて話し合う。レイナスとロナードに気づいた彼らは、二人を転移魔法でどこかへ飛ばそうとする。レイナスとロナードはエアベルンを思い浮かべることでそこへと転移。レイナスはニアに抱きとめられるのだった。


フライハイトクラウディア2編集

フライハイトクラウディアⅡ

無印から半年後を描いた続編。行方不明になったニアを探すべく二つの世界を冒険する。

アルペイトケイブから脱出したレイナスたちの前に黒幕の1人アウルが現れニアを拉致されてしまう。止めようとしたロナードも雲の下へと落下してしまった。


雲の下はエルディアと呼ばれる台地が広がっていた。そこではテーゼ委員会が牛耳るエルディア軍とレジスタンス「自由エルディア」が争っており、ニアの幼馴染ザードもレジスタンスの所属であった。

ザードはニアの妹ラナが拉致された魔獣工廠に乗り込もうとするが単身だったため窮地に陥る。しかし駆け付けたロナードに命を救われ、共にラナを救出した。

レジスタンスのリーダー・エリオルからの情報でエルディア軍が占拠した遺跡を目指すザードたち。遺跡にはエアシップが眠っており、それを用いてザード、ラナ、ロナードはクラウディアへとやって来る。


レイナスはあの戦いの後、バーデルゼンの復興に当たっていた。ハントとヴァイスはニアの行方を捜していたが足取りを掴めずにいた。

一行はドモラの妻レイラを仲間に加え、ついにニアを探し出す。しかし彼女はアウルの施した魔操契約によって魔獣に変貌する操り人形にされていた(前作で既にニアは拉致された後であり、テーゼ委員会の1人ザマと一緒にエアゲートを通った際に魔操契約が切れて逃げ出したところでベルンハイムと出会ったという)。


魔操契約を断つ方法はただ一つ。契約者であるアウルを倒すしかない。しかもアウルはニア以外の者たちも魔獣へと改造した元凶であり、多くの人々を犠牲にして来た男だった。

アウルもまたテーゼ委員会の1人であり、ヴァルガンの魔獣研究所を根城としていた。エルディアに向かおうとするザードたちだが雲穴に魔獣が出現して道を塞いでしまう。バリアを張っているため魔獣にダメージを与えられなかったが、ヴァイスが見つけ出した遺跡の古代兵器(ミサイル)によってバリアを破壊。防衛魔獣を撃破した。


アウルとの戦いではハントが重傷を負ってしまうが、それでもニアを助けるという思いで食い下がり見事勝利。こうしてニアは元の人間へと戻された。

そしてバーデルゼンの復興を終えたレイナスがカイゼルシュルトに帰国し、ロナードと再会。クラウディアを守るために戦うことを誓うのであった。


フライハイトクラウディア3編集

ごちゃごちゃ

一連の事件との決着編。テーゼ委員会の背後に潜んでいた真の黒幕やザードの正体が判明する。

PTメンバーは総勢10人。無印~2のメンバーに加え、新たにドモラとライが加入する。このためシリーズで唯一PT編成が可能となっている。なお、ベルンハイムとエリオルは仲間にならない。


アウルを倒して半年後。レイナスとザードたちは二手に分かれて行動していた。

レイナスとニアはバーデルゼンの防衛に就いていたが、そこへエルディア軍が放った粒子砲アルネウスの光によって雲が破壊され、バーデルゼンも壊滅してしまう。迫り来る魔獣たちを退け一路カイゼルシュルトへ。


エルディア軍の侵略に対しカイゼルシュルト、セントミラ、ルセムルクなど各国が大艦隊を組んで応戦に出る。しかしセントミラの浮遊要塞ソラリスをテーゼ委員会の1人にして指揮官であるエイジアに乗っ取られてしまう。レイナス、ニア、ライ、レイラ、ドモラの5人はソラリスへ突入を果たしエイジアを討ち取ったが、最後の悪足掻きによりソラリスを墜落させられレイナスたちは離れ離れになってしまう。


エルディアではザード、ラナ、ヴァイス、ロナードがテーゼ委員会の動向を探っていた。ハントは前作での戦いで重傷を負ったため戦線離脱していた。

ザードたちは地表で気絶していたレイナスとニアを保護。アルネウスの光を要する施設を急襲して停止に成功する。だがテーゼ委員会の長カートンには敵わずレイナスは膝を突いてしまう。


辛くも逃れた一行はカートンを倒すべくエルディア軍の首都ティエントへと乗り込む。その道中でドモラとライを仲間に加え、カートンとの決戦に臨む。

ザードたちの総力の前にカートンは膝を突くが、そこへエリオルが現れカートンを殺害。実はエリオルは真の黒幕であるアーテクトに憑依されていた。アーテクトは遥か昔に魔獣を生み出した科学者であり、自らをウイルス化することで生き永らえていたのだ。


アーテクトはクラウディアへと渡り、ザードたちも後を追って空の上へ。ここからザードが主人公となる。

エリオルは孤児だったザードにとって義理の父親も同然。助ける方法を求めてアーテクトと並ぶ科学者であったバジアンの研究所を訪れる。そこではザードとうり二つの男……霊体となったバジアンがいた。

遥か昔、バジアンとアーテクトは親友同士だったが、アーテクトはプライドが高く劣等感の強い性格だった。世間に自分の研究が認められず、逆にバジアンの研究が認められたことで激しい嫉妬心を抱くようになる。

そして魔植ウイルスを開発して魔獣を生み出し、クラウディア全土に戦争を仕掛けた。止めようとしたバジアンの妻セリエスは殺されてしまい、バジアンも自責の念からこの世を去った。ザードの正体はバジアンの子孫であった。


エリオルを救う方法はただ一つ。魔植ウイルスを除去するしかない。バジアンはそのための発明品を作ったがアーテクトに奪われてしまい、これを利用されて多数の魔獣が生み出されてしまった。

しかし魔植ウイルスを除去出来る最後の発明品「セリエスの涙」は健在であった。それは銃弾の中に仕込まれた駆除ウイルスであり、ザードが持つ父親の形見の銃のみ射出が可能だった。


決戦の地はグランドエイジ。そこがアーテクトの潜む研究所であった。

アーテクトは「バジアンは私を見下した……」と恨み言を呟いていたが、ザードを依代にしたバジアンが説得の言葉を掛ける。親友の言葉に会心の兆しを見せたアーテクトだが、次の瞬間、ザードは銃を構えてセリエスの涙を撃ち込む。

しかし暴走したアーテクトは醜い魔獣としての姿を現し、最後の戦いを挑んで来た。これを打ち破り、世界中に降り注いだセリエスの涙の欠片は二つの世界から魔獣を消滅させたのだった。そしてエリオルは解放され、アーテクトはバジアンと共にあるべき場所へと還っていった。


フライハイトクラウディア4編集

『Disc』Zero

完結編。上記の1~3とは繋がりがなく、レイナスたちクラウディア組の過去が絡んで来る。新ヒロインにはルナが登場し、ニアとラナはサブキャラクターに置かれている。




登場キャラクター編集

パーティーメンバー編集

  • レイナス・シルバーロード

同窓会

種族:クラウディア人

年齢:19歳→20歳(3)→21歳(4)

性別:男

身長:178cm

立場:カイゼルシュルト帝国第1騎艇小隊隊長・少尉→大尉(3)→BUNF-バルディア連合軍将軍(フロンティア)

武器:二刀流

出演:1、2、3、4、フロンティア


画像左端の金髪青年。2以外の作品で主人公を務める。

ただし主人公と言っても「物語中心人物としてのドラマ性」はニアやザードに取られており、性格面以外では主人公要素が薄い。


「物語開始当初は王の命令を受けて戦う侵略者だったが迷いを抱いていた」「洗脳された親友との一騎討ちに敗れる」「バトルコマンドが“たたかう”と“守護(かばう)”(後に回復魔法を習得)」「青い衣装から白い衣装へとチェンジする(ドット絵も変化する)」などFF4の主人公セシル・ハーヴィをかなり意識したと見られる。


  • ニア

そして どんどん マイナーに はしっていく

種族:エルディア人

年齢:16歳→17歳(3)

性別:女

身長:160cm

立場:自由エルディアのメンバー→レイナスの妻(フロンティア)

武器:二刀流スティック

出演:1、2、3、4、フロンティア


本作のヒロイン。仲間になるのは1と3のみ。人気投票では2位を獲得。


  • ベルンハイム・イーストドッグ

種族:クラウディア人

年齢:36歳

性別:男

身長:181cm

立場:ベルンハイム輸送商会の社長兼エアシップ技師→機械都市バルブールの運送屋(フロンティア)

武器:ランチャー

出演:1、2、3、4、フロンティア


1の中盤まで仲間になる。以降はロナードと入れ替わる形で永久離脱する。その後のシリーズに登場はするがPTには入らない。


  • ハント・グレイウォール

フライハイトクラウディア 詰め合わせ

種族:クラウディア人

年齢:31歳→32歳(3)→33歳(4)

性別:男

身長:187cm

立場:傭兵

武器:魔銃(連射可能なライフル銃)

出演:1、2、3、4、フロンティア


画像右端の中年。全作品でPTに加入する。


  • ヴァイス・ランドシーカー

誇りを背についったーlog -1-

種族:クラウディア人

年齢:24歳→25歳(3)→26歳(4)

性別:男

身長:177cm

立場:セントミラの宮廷魔術師→新セントミラ3賢者拳講師(フロンティア)

武器:リング(雷を放つ)

出演:1、2、3、4、フロンティア


2以外の作品でPTに加入する。人気投票では1位を獲得。


  • ロナード・ナイトスター

水の城風の遺跡

種族:クラウディア人

年齢:20歳→21歳(3)→22歳(4)

性別:男

身長:182cm

立場:カイゼルシュルト帝国第三騎艇小隊隊長・少尉→大尉(3)→無職(フロンティア)

武器:大剣

出演:1、2、3、4、フロンティア


全作品でPTに加入する。


「主人公より1歳年上の親友(所属は異なる)」「クールかつキザな言動」「洗脳されて敵になる」などFF4におけるカイン・ハイウインドに近い役回り。


  • ザード

種族:エルディア人

年齢:18歳

性別:男

身長:172cm

立場:自由エルディアのメンバー

武器:ナイフと拳銃 → ナックルと拳銃(3)

出演:2、3、4、フロンティア


2と3終盤における主人公。ニアの幼馴染であり、幼少期にした約束である「ニアを守る」今も貫いている。身長が低いのが悩みの種。

怒りっぽく猪突猛進。反骨精神旺盛で同じくニアに惚れているハントとはよく言い争いになっていた。レイナスのことも気に入っていない様子。


ユーザー人気がとにかく低い。既にレイナスという完成された主人公とニアの間に横槍を入れたのと、周囲に対する態度の悪さが原因と思われる。レイナス隙からすれば「恋のライバル」ではなく「横恋慕して来た人」に思えたのかもしれない。


  • ラナ

ラナ

種族:エルディア人

年齢:16歳

性別:女

身長:158cm

立場:自由エルディアのメンバー

武器:古代装置レーヴェ(球体上の浮遊ビット)

出演:2、3、4、フロンティア


  • エリオル

種族:エルディア人

年齢:42歳

性別:男

身長:不明

立場:自由エルディアのリーダー

武器:鞭

出演:2、3、フロンティア


  • レイラ・ヴァージンスノー

帝国の薔薇

種族:クラウディア人

年齢:28歳

性別:女

身長:174cm

立場:専業主婦

武器:円月輪

出演:2、3、4、フロンティア


  • ドモラ・ヴァージンスノー

種族:クラウディア人

年齢:42歳

性別:男

身長:175cm

立場:カイゼルシュルト帝国中尉→元将軍(フロンティア)

武器:戦斧

出演:1、2、3、4、フロンティア


  • ライ・ナイトスター

種族:クラウディア人

年齢:22歳(3)→23歳(4)

性別:女

身長:168cm

立場:カイゼルシュルト帝国特殊部隊隊員・中尉→特殊部隊隊長→銀狼本部長(フロンティア)

武器:短刀

出演:1、2、3、4、フロンティア


  • ルナ

ルナ

種族:神

年齢:不明

性別:女

身長:不明

立場:十神の1柱・空と星の神

武器:オーブ

出演:4


アーテクトの子編集

1~3における敵対勢力。エルディア軍を牛耳るテーゼ委員会のメンバーたちであり、クラウディアの支配を目論む。

実態はアーテクトを神と崇拝する狂信者たち。しかしアーテクトは実在しており、少なくともカートンは声を聞いて指示を受けている。


  • ザマ

無印における表向きの黒幕的存在。白いフード付きのローブを着ている。慇懃無礼な敬語で話す不気味な男。

魔操契約が施されたニアと共にエアゲートを通ってクラウディアへとやって来た。しかし通った時のショックでニアの契約が途切れ逃げられてしまった。

その後はカイゼルシュルト王やロナードに魔植契約を施して傀儡とした。そしてカイゼルシュルトを動かして各国へ侵略戦争を仕掛けさせた。更には神の塔にあるエアゲート制御装置を破壊することでエアゲートを完全に開き、凶悪な魔獣たちをクラウディアへと呼び寄せた。


その後、レイナスたちの前で調子付いて自分がカイゼルシュルト王を操っていることを口にしてしまう。大型魔獣をけしかけてレイナスたちを始末しようとしたがドモラに足止めをされ失敗。

カイゼルシュルトに戻ったところ、レイナスたちに乗り込まれロナードをけしかけるも敗北。レイナスの友情に応えたロナードは自らの意思で魔植契約を打ち破る。直後、ロナードを用済みと打ち倒し、魔獣となってレイナスたちと直接対決を演じる。

始めは優位に立っていたがロナードが復活したことで形勢を覆され敗北・消滅した。


ザマとの対決は2連戦となっており、1戦目の方が強い。2戦目はロナードが復帰してPTMが勢ぞろいした状態で対決となる。この時のザマは体力が半分に弱体化しており、しかもBGMが非常に人気の高い「絆」になるため勝ち確バトルとなっている。


フライハイトフロンティアではなんと生存が判明。最後のアップデートで実装された最後のクエストにて最後の敵として登場する。


「主人公の親友を洗脳する」「国王の権力を利用して各国に戦争を仕掛ける」「最終的に王城での戦いで討たれる」などFF4で言うところのゴルベーザカイナッツォに近い役回り。


  • フューゼ

無印におけるラスボス。

テーゼ委員会のアウルが生み出した最強の超大型魔獣。魔獣を生み出す能力があり、エルディアの戦士達でも歯が立たないほどの強さを持つ。アウル曰く「サンプルに過ぎない。真の力ではない」とのこと。

無印におけるラスボスとしてアルペイトケイブ内でレイナスたちに討たれる。しぶとく復活して襲い掛かるが1人足止めに残ったロナードに敗れる。

3では崩壊したアルペイトケイブの隠しボスとして登場。ネオ・フューゼとなって再びレイナスたちと相見える。隠しボスのため倒さずにストーリーを進めることも可能だが、第2章をクリアすると二度と戦えなくなる。

フロンティアではストーリー第2部のエルディア編で登場。メインストーリーのラスボスとして主人公と死闘を演じる。


  • アウル

2におけるラスボス。

テーゼ委員会の1人。青いフード付きのローブを着ている。人体実験によって人々を魔獣化させた張本人。以後もフューゼなど凶悪な魔獣を生み出し続けている。

冷酷・冷血な男で人間をモルモットにすることを愉しんでいる。無印以前にニアを連れ去って魔獣にしたことがあるためザードには激しく敵視されている。


無印ではエンディングに登場。フューゼがクラウディアの戦士たちに敗れたことについてカートンらに問われるが「あれはサンプルだ。真の力ではない」と言い放つ。その後、ニアのいるエアベルンに姿を見せ拉致。続けてエアベルンも破壊しようとしたがロナードの特攻によって阻止され、手傷を負ったことで撤退した。


2では拉致したニアに再び魔操契約を施して魔獣化させる。助けに来たザードたちに無尽蔵の再生能力を持つ大型魔獣をけしかけるが、正気を取り戻したニアの力によって滅された。

その後はヴァルガンの魔獣研究所に引き返し、クラウディアとエルディアを繋ぐ雲穴を大型魔獣に守護させた。


ニアに掛けられた魔操契約を解くにはアウルを倒すしかないため、ザードたちに乗り込まれ死闘を演じる。圧倒的な力でハントに深手を負わせるが、ニアを助けるという思いで食い下がって来たザードたちによって滅ぼされた。

アウルの死を知ったカートンには「未熟だったのだ」と評された。


戦闘は人間形態と魔獣形態の二連戦。最終戦では巨大な顔面の怪物となり、周囲に二匹の大きな蛇を従えている。しかしながらシリーズのラスボスとしては弱い方である。


「かつて人間だったモノを使役している」「ローブ形態と怪物形態の二戦がある」「死後に同僚から敗北を侮辱される」「気の強い青年にとって大切な人を怪物に改造する」などFF4で言うところのスカルミリョーネルゲイエ博士に近い役回り。


  • エイジア

テーゼ委員会の1人。赤いフード付きのローブを着ている。優秀な女性科学者。クラウディア侵略のための対空砲アルネウスの光を開発した。

無印ではエンディングに登場。2ではカートンと共に静観に徹する。エンディングでは「アーテクトの子が2人も空の者に……」と彼女なりにショックを受けていた様子。それからアルネウスの光の開発に取り掛かり、次こそはクラウディアの雲海を破壊することを告げた。

3にてクラウディアの前線指揮官として登場。セントミラの浮遊要塞ソラリスを奪い取り、第1章のラスボスとしてレイナスたちと対決する。

死亡するも最後にソラリスを落下させて道連れにしようとした。

戦闘では女王蜂のような姿になる。


「4人組の中では紅一点で3番目に倒される」「空中要塞の管理者であり、敗北すると墜落させて道連れを狙う」などFF4で言うところのバルバリシアに近い役回り。


  • カートン

テーゼ委員会のリーダー格。黒いフード付きのローブを着ている。4人の中では最強の実力者であり、変身していない状態にもかかわらずレイナスとの一騎討ちで圧倒した。

無印ではエンディングに登場。邪魔なレイナスとロナードを転移術でどこへ飛ばそうとしたが、結果的にアルペイトケイブから救い出す形となった。

2ではエイジアと共に静観に徹する。アウルが敗れたのを知ると「過信は油断を生む。ザマもアウルも未熟だったのだ」と冷たくエイジアに語った。

3では第2章のラスボスとして、そして最後のアーテクトの子としてレイナスたちと相見える。アルネウス対空防衛基地の戦いではレイナスを圧倒するが、駆け付けたエリオルに食い下がられ足止めを受ける。その間にアルネウスは機能停止させられてしまった。エリオルを気絶させると本拠地であるティエントの司令塔まで撤退した。

司令塔での決戦ではレイナスたちの総力の前に敗れる。直後、正体を現したエリオルによってトドメを刺されるという皮肉な末路を迎えた。

戦闘では双頭の龍のような姿になる。


「4人組の中では最強の実力者」「二刀流の青年を一騎討ちで圧倒する」「1人1人の力では主人公たちでも及ばないが、仲間たちの総力の前に敗北する」「決着場所が敵の重要拠点である塔の中」などFF4で言うところのルビカンテに近い役回り。


過去の人物編集

  • バジアン

3のみ登場。

ザードの先祖。まだ世界が空と大地の二つに分かれる前に生きていた科学者。

世間から認められる発明品を作るなど善良な男だったが、親友アーテクトの怒りと嫉妬を買う結果となってしまう。

アーテクトが開発した魔植ウイルスを浄化する装置を作るがそれを奪われ、魔獣を生み出す装置として利用されてしまう。更には妻セイリスも殺され、生きる気力を失くしたことで後を追った。

しかし死後も研究所に霊体として留まり続け、魔植ウイルスを浄化する銃弾「セリエスの涙」が使える者が来るのを待っていた。

セリエスの涙が撃てるのはザードの父親の形見の拳銃だけであり、バジアンの子からザードの代まで伝わってきた模様。


  • セリエス

バジアンの妻。アーテクトに殺されているため未登場。


  • アーテクト

3のラスボス。1~3における事件の真の黒幕。その正体は、前述のようにバジアンの親友だった科学者の男。

まだエルディアが存在しなかった頃。自分の発明を認めない世間を憎み、更に自分とは違い世間から認められているバジアンを「私を見下した」と憎むようになる。とはいえセリエスの殺害こそ行ったがバジアンに手を出した様子はなく、本人も心のどこかで己の間違いに気づいていた節がある。


魔植ウイルスを開発し、更にバジアンから奪った装置で魔獣を生み出しクラウディア全土に戦争を仕掛ける。空の支配者になろうとしたがアーテクトのいる大地が突然崩れ雲の下へと落下。これが後のエルディアとなった。

アーテクトは自らを魔植ウイルスとすることで生き延び、時期は不明だが自由エルディアのリーダー・エリオルに取り付く。また声のみ伝達してカートンに指示を下していたようで、神として崇拝されていた。


カートンが敗れると殺害して正体を露わし、かつての居城グランドエイジへと渡った。そして多数の魔獣たちを率いてクラウディアの支配者になろうとする。

決戦ではバジアンの霊体から説得の言葉を掛けられ改心の兆しを見せるが、その隙を突いたザードにセリエスの涙を撃ち込まれ暴走。無数の人面の魔獣となって襲い掛かるも敗北・消滅した。

エンディングではバジアンと共にザード、エリオルの前に姿を見せており、本当に改心したようだ。


戦闘では無数の人面を持った怪物になる。顔の1つ1つに負の感情が刻まれており、アーテクトの心中を表しているかのようである。


主人公の身内を操り、死後も憎しみを根源としてこの世に留まり続け、最終目的が世界の支配者(人間を駆逐して乗っ取る)になるという点は、FF4におけるゼムスゼロムスの役回りに近い。


一連の事件の黒幕であるがユーザーからの評価は悪い。というのも行動原理が嫉妬心からというのが小者臭く、因縁のある相手がこれまた不人気なザードだったのも大きい。


英雄たち編集

  • イスファル・ランスヴェル

4のみ登場。

レイナスの同僚でありライバルだった青年。その実力はレイナスをはるかにしのぐ。4年前のセントミラ大戦から姿を消しており死亡したと言われていた。

実際はルナと出会ったことで共にログ・ダーナと戦ったというのが真相。ルナのことはかなり思っていたようで、戦う理由を見つけたとレイナスに語っている。

明言されているわけではないがライとは恋仲(もしくは友達以上恋人未満)だった様子。


  • グラッフル・ローディーン

4のみ登場。


  • ゼクス・ランドシーカー

4のみ登場。


神々と配下編集

  • 創造の神ラグデュエル

4のみ登場。

十神の頂点に立つ主神。はるか昔に堕神となっらログ・ダーナと相討ちになり姿を消している。

終盤ではディリウスに殺害されたライを復活させ、精神世界でライとイスファルを再開させるという味なことをした。


  • 記憶の神マルキュロディン

4のみ登場。

不遜な性格をした神。ダーナを豹変させた人間たちは元より、何も知らずにダーナを討とうとするルナにも見下したような言動を取る。

ルナたちに敗れた後は力を託すと同時に過去の記憶を見せ、ダーナが豹変した理由をルナに教えた。


  • 進化の神レブ・マデュラ

4のみ登場。

ログ・ダーナの恋人だった女性(グラフィックでは少女のようbに見えないこともない)。

神々をモルモット扱いする人間を守る価値があるのかと迷うダーナを諫めて、人間を信じてほしいと訴え続けた優しい性格だった。しかし彼女も人間たちに殺されたことでダーナが堕神になる要因となってしまった。

死後はログ化していたがルナたちとの戦いで本来の自分を取り戻し、自身の力をルナに託した。

エンディングでは1つの魂となってダーナの前に現れ、共に昇天していった。


  • 堕神ログ・ダーナ

4のみ登場。

4のラスボス。元々は生と死の神ログ・ダーナと呼ばれていたが、神々を捕らえモルモットとして殺害する人間たちに嫌悪し始め、更には恋人レブを殺されたことで豹変。堕神となった。

にんげんに必要なのは死と考え、死者の魂を蘇らせログへと変異させる死法を用い、クラウディアから人間を滅ぼそうとした。しかし十神のリーダー・ラグデュエルと相討ちになり、ログ・セルシウスに封印された。


だが4年前、彼の存在に目を付けたセントミラ3賢者によって封印を解かれたことで復活。3賢者を殺害してログとして使役した。

ルナの下に集った3人の英雄たちの絆の前に再封印され、こうしてセントミラ大戦は幕を閉じた。引き換えにイスファルたち3人は死亡してしまった。


それから4年後。ルナはダーナの力を利用して3人を復活させるべく封印を解いてしまう。結果、3人は蘇ったがすかさず3賢者に憑依されルナに刃を向けて来た。逃げたルナをイスファルが負うところから物語が始まる。

これが4の開始前に起きた真実である。


最終的にルナの下に集ったレイナスたちの力によってダーナは敗北。人間如きにと激昂するが、レブの魂が「あなたはもう堕神じゃない」と説得したことで本来の自分を取り戻し、天へと昇っていった。


  • マルカダ

4のみ登場。

セントミラ3賢者の1人。現在はログ・ダーナに殺されログとして使役されている。ハントの相棒グラッフルに憑依していた。

セイントローズの船員たちを皆殺しにしてログで溢れ返させたが、ルナの神法によって醜い姿を引きずり出され敗北した。


  • ディリウス

4のみ登場。

セントミラ3賢者の1人。現在はログ・ダーナに殺されログとして使役されている。レイナスの親友イスファルに憑依していた。

ルナを執拗に追い掛けており、物語終盤にてセイントローズに乗り込みライと対決の末に殺害。その後、ルナの神法によって醜い姿を引きずり出され敗北した。


  • リリー

4のみ登場。

セントミラ3賢者の1人。現在はログ・ダーナに殺されログとして使役されている。ヴァイスの父親ゼクスに憑依していた。

ラストダンジョンの中層で戦うことになる最後の3賢者。レイナスたちでも歯が立たないほどの強さを持っていたが、潜在能力を解放したヴァイスとの一騎討ちで追い詰められる。その後、ルナの神法によって醜い姿を引きずり出され敗北した。

戦闘ではハーピーのような姿になることから生前は女性だったと思われる。


サウンドトラック編集

フライハイトクラウディア オリジナルサウンドトラック~コンプリートエディション~

2014年6月15日発売。CD2枚組。現在は販売終了している

『1』から『4』までの全楽曲を収録。楽曲を担当した橋本彦士は「携帯音源ではなくCD音源だったら」と考え、全楽曲を再レコーディングしている。


関連動画編集

:無印と4の通常戦闘曲


Switch版無印紹介動画


Switch版2紹介動画


Switch版3紹介動画


Switch版4紹介動画


関連イラスト編集

Switch移植おめでとう【フライハイトクラウディア】過去絵まとめ(2005~)

銀の道&夜の星祝カラオケ配信


関連タグ編集

G-mode RPG ガラゲー スマホゲーム アプリゲーム

 大空 友情 


ファイナルファンタジー4:プロットがよく似ておりモチーフになったと思われる。

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